ヘリックスの開け方!ピアッサーの痛みや軟骨ピアスの位置は?
へリックス【Helix】とは軟骨ピアスの可愛い位置として人気の部位です!
ヘリックスを開ける時の痛み・位置・開ける時の失敗しないポイントなどについても解説致しますのでぜひご一読ください。
軟骨ピアスを開けられる位置と部位
耳上部の耳輪の内側の平らな位置は「アウターコンク」や、その下の山折れになった軟骨部位へのピアッシング「ロック(ルーク)」など、軟骨ピアスは開ける位置によって名前が変わります。
病院で開ける際は、部位の名前を知っておくとお願いする時にお互い理解しやすいですよ♪
ヘリックスとは?軟骨ピアスの可愛い部位
軟骨ピアスで最も開ける人が多い人気部位はヘリックスです!
小さめから大きいモチーフまでなんでも似合う優秀な部位で、リングピアスを連続で着けたり、スパイラルバーベルをカスタムして着けることもできます。
その他の軟骨ピアスの位置・名前はこちらの記事でご紹介しております!
アンテナヘリックスの位置は?猫耳ピアスが人気!
アンテナヘリックスという上部の巻いている耳輪から縦の開け方も人気があります!
コーンキャッチを二個並べて猫耳スタイルにしたり、縦のインダストリアルにも応用できるオススメの部位です♪
アンテナヘリックスは開ける角度に注意点があるので、詳しくはこちらの記事をご覧ください↓
軟骨ピアスの穴(ホール)の開ける方法は?
軟骨ピアスを開ける方法は大きく分けて3通りあります。
1.軟骨用ピアッサーで開ける方法
軟骨ピアスを開ける最も簡単な方法は「ピアッサー」という器具を使ったセルフピアッシングです!
- ピアスショップや通販で気軽に購入できる
- 清潔にピアッシングできる
- 短時間で簡単に開けられる
- 別途用意するものが少ない
- 金属アレ対応のピアスがセットされている
簡単かつ一瞬で開けたい!という初心者さんには、開けた瞬間にファーストピアスが装着出来るピアッサーがオススメです。
2.ニードルで開ける方法
軟骨ピアスを綺麗に開けたいならニードルという専用の器具で開けるのがオススメです。
ニードルは管理医療機器に該当するため、販売許可が下りたものを取り扱っている凛などのピアスショップで購入する必要があります。
- ピアッサーと比べて安定するのが早い(個人差・例外有り)
- 角度の微調整が可能
- ピアッサーで開けるよりもピアスホールが綺麗に出来る
- 準備するものが多い
ただしニードルの穴あけにはある程度の経験・知識が必要のため、誰もが思い通りの角度に開けたり痛みを軽減できるわけではなく取り扱いを難しく感じる方もいらっしゃいます。
開ける前にご自身で様々な知識を身に着けておきましょう!
2.軟骨ピアスを病院で開けてもらう方法
病院なら皮膚科、美容外科(美容クリニック)、耳鼻科などで開けることができます。
- 清潔な環境で開けてもらえる
- 金属アレルギーに強い素材のファーストピアスを選べる
- アフターケアのやり方を教えてもらえる
- トラブルが起きた時対応してもらえる
ピアッシングは保険適用外のため費用がかかりますが、トラブルを少なく開けたい方は経験豊富な病院での施術をおすすめします。
- 選べるファーストピアスの種類が少ない
- 病院によりピアス代が高価な場合もある
- 開ける人が穴あけの経験豊富とは限らない
- 希望の器具で開けてもらえない
デメリットはさほどありませんが、決められたピアスのデザインや高価なジュエリーを購入する必要があったり対応されるお医者様がピアッシング経験が浅い可能性はあります。
納得した形でピアッシングをしてもらうには、自分自身も知識を身に着けておくとよいですよ!
軟骨用ピアッサーで開ける時の注意点・耳たぶとの違い
※固い軟骨部を開けるなら、必ず軟骨ピアス専用の太さが14Gの軟骨用ピアッサーを使用しましょう!
- 軟骨の固さに負けて貫通しない
- 腫れた時シャフトの長さが足りない可能性がある
- ゲージが細く安定に時間がかかる
- 穴が小さく安定しても塞がりやすい
軟骨部は細い針では貫通しきらず失敗する可能性がありますし、ファッションピアスのような細いゲージサイズでは安定しにくいです。
また、軟骨部は複雑な形をしているのでピアッサーを使う場合は耳たぶよりも角度の調整が難しいので注意が必要です。
軟骨用ピアッサーを使った失敗例
軟骨用ピアッサーを使って失敗しないためのポイントを覚えておきましょう!
・軟骨用ピアッサーを使わなかった
・しっかりマーキングしなかった
・耳の表面裏面にしっかりピアッサーを当てていなかった
・スライダーを押し込む前にギリギリまで押していなかった
・一気にスライダーを押さなかったまたは最後まで押し切らなかった
。
主にスライダーの前後をマーキング位置にぴったりと当てていなかったり、思いっきり押さずに位置・角度でブレたり貫通しなかったことが原因のようです。
失敗しないポイントやマーキングのコツはこちら↓
ヘリックを開ける痛みと腫れはどのくらい?
ピアスを開けると「開ける瞬間の痛み」と「開けた後から安定するまでに起きる痛み」があります。
開ける瞬間の痛みの方を気にされる方も多いと思いますが、我慢できない程ではなくほとんどの場合一瞬で終わります。
しかし開けた後は数日間腫れたりジンジンしたような痛みが続き、こちらの方が痛みを感じる期間が長いのです。
痛みの感じ方には個人差があるため一概に言う事はできませんが、経験者の方の体験談をご紹介いたします。
アウターコンク、インナーコンク、トラガスは耳たぶより少し痛い程度で済みました!
フォワードヘリックス、ロックは痛みよりも音が近くてびっくりしました・・・
ニードルで開けましたが、固い!というイメージ。時間がかかりました。
わたしは痛みはそんなに感じなかったです。耳たぶと同じ程度でした。
へリックスはどうやって開けるの?位置はどこ?
ヘリックスは耳上部一番外側に沿った舟状窩というくぼみの位置に開けます。
軟骨ピアスの可愛い位置でもご紹介しましたが、ヘリックスは軟骨部位の中でも開けやすいため一番人気があります。
※インナーヘリックスは日本ではあまり使われていない表現で、さらに下の方の位置はフォワードヘリックスという名前です。
へリックスを開けるおすすめの位置はどのあたり?
耳上部の内側に巻いている耳輪の内側に沿った部分の中でも、耳に少し髪の毛がかかった時も主張してくれるように画像左側の蝶々の位置かその少し下あたりがおすすめです。
画像右側のように耳輪が大きく巻き込んでいる人は、大きめのピアスのモチーフは縁に当たって少し下向きになることがあります。
巻きが深いところに開けたい場合は角度が斜めにならないように注意してください。
★スタッフが病院で開けて頂いた体験談です↓
へリックスの開け方【ピアッサーの手順】
上記の動画でピアッサーで開ける手順が開設されています。※付属している説明書に必ず目を通してから使用してくださいね。
ヘリックスを開けるならピアッサーかニードルどっちがいい?
ピアッサーとニードルのどちらを使うか迷われた場合はコチラの記事をご覧ください。
ヘリックスの開け方【ニードルの手順】
- ニードル(14Gか16G)
- ファーストピアス
- マジックペン(またはアイライナー)
- 消毒液
- 軟膏(チューブタイプが◎)
- 消しゴム
- コットンがティッシュ
- 鏡
★ボディピアス凛のオリジナルピアッシングニードルは、日本製で厚生労働省の指定管理医療機器認証を取得しております。
手順とポイント | |
STEP1 | 消毒後に開けたい位置にペンで印をつける。 ※将来的に複数個開けるのか一ヵ所だけにするのかなど、全体のバランスを見て決めましょう。 |
STEP2 | 位置が決まったら、筒内と先端に軟膏を塗布したニードルを刺します。 ※出血の伝い漏れを防ぐために筒の中にもしっかり詰めます。 |
STEP3 | 角度に問題が無ければ、貫通させる側に消しゴムを当ててニードルを押し進める。 ※姿勢がゆがむと斜めになりやすいので注意。 |
STEP4 | 音や感触で貫通したことがわかったら、ニードルのお尻側を皮膚のギリギリまで刺し進めておく。 ※お尻側は貫通する手前で留めてください! |
STEP5 | ニードルの穴にファーストピアスのシャフトをあてがって、キャッチごと押しながらニードルを引き抜く。 ※シャフトがニードルから離れないように注意しましょう! |
STEP6 | ホールにファーストピアスが装着され、キャッチをしめれば成功です! ※手が疲れてキャッチをしめにくい時は少し休んでから落ち着いてやってみてください。 |
以上を踏まえて少しでも難しいな・痛みが心配で麻酔をしてほしい!という方は、多少費用がかかっても病院で綺麗に開けてもらうことをおすすめします。
へリックスのファーストピアスのサイズは?
ヘリックスのファーストピアスは14Gのストレートバーベルがオススメ!
長さは腫れた時シャフトの長さがキツいと分泌液がうまく体外に排出されなくなってしまうため、少しゆとりのあるサイズを使用します。
内径(シャフトの長さ)は軟骨用ピアッサーにセットされているのと同じ8mmか10mm程度がオススメです。
へリックスのアフターケアのやり方
洗い方は一日一回シャワーでやさしく洗って清潔にすること!
流水でよく洗い流すことが大切なので、無理にピアスを動かしたりしなくてOKです。
服や髪の毛に引っ掛かっけたりすることが多い部位なので注意して過ごしてください。
洗い方や毎日消毒はしなくていいの?などの疑問につきましてはこちらの記事をご覧ください。↓
まとめ
軟骨ピアスは位置により、開け方・使えるファーストピアスの形状が違いますし、ニードルかピアッサーを使うかでメリットやデメリットも変わります。
自分で開けることが難しい・不安に感じたら経験豊富な病院で開けてもらいましょう!