ピアスホールの正しい洗い方!膿が出た時の洗浄とは?
ボディピアスは開けてからのアフターケアがとても大切です!
ピアスホールの洗い方や消毒のやり方が間違っていると、皮膚の状態が悪化したり安定が遅くなることもあります。
正しいピアスホールのケア方法を身に着け、綺麗なホールを完成させましょう!
ピアスホールが安定するまでは不要に触らない!
開けたばかりのピアスホールは軽い傷と同じ状態なので、身体がピアスホールをふさぐためのかゆみが出てきたりリンパ液などの体液が分泌されることがあります。
軟骨ピアスは耳たぶなどに比べ安定までに時間がかかるので、ピアスホールの内側に皮膚が完成するまではなるべく触らず、ピアスホールを刺激しないことが重要です。
ピアスホールの正しい洗い方
ピアスホールを清潔に保つためには、一日一回お風呂でピスホールを洗浄しましょう!
- 基本は流水をピアスホールに当てて十分流すこと。ピアスのキャッチと皮膚の隙間にシャワーを当てるようにすることがポイントです!
- 開けてすぐのうちはピアスを動かしたりくるくる回す必要はありません。痛みがなくなってきたら優しく前後にピアスを動かしてください。
- すすぎ残しは雑菌が繁殖しやすいので、シャンプーなどすべてが終わった一番最後に耳を洗い流すようにするのがおすすめです♪
流した後はタオルをピアスの隙間に軽く当てるようにして水分をしっかり拭き取ります。
毎日の基本は洗浄のみで消毒は必要に応じた時のみ使用し、それ以外は出来るだけ触らないようにしましょう。
また、ボディピアスについた汚れを放置すると雑菌の匂いがしやすいため、週に一回程度はつけっぱなしのボディピアスを外して消毒するようにしましょう。
ピアスホールを洗う時のポイント
スタッフがピアスホールを洗う時はすすぎ残しを少なくするためにシャンプーなどが終わったお風呂の最後にしています。
使う石鹸や洗顔料は刺激が少ないものであれば普段使用しているもので大丈夫ですがしっとり保湿系の洗顔料は、べたついて洗い流すのに時間がかかったので、おすすめしません。
髪が長くアンテナヘリックスなどに引っかけて痛い!という人はダッカールなどで髪の毛をよけておいてシャンプーなどを済ませ最後に外して耳を洗うという方法もよいかもしれませんよ。
消毒液はピアスの洗浄にはならない?!
ピアスホールの臭い消しや洗浄の代わりに消毒液を掛けるだけで終わり、なんてケアをしていませんか?
実は消毒液を使ったケアはピアスホールの完成を遅らせたり、かぶれを起こすことがあります。
ピアスホールの安定が遅い人の中には毎日消毒液を使っている場合があるようなので、過度の使用は控えましょう。
ピアスホールのケアには綿棒が便利
お風呂から上がった後のホールのケアは清潔な状態を保つため綿棒を使いできるだけ指で触らないようにしましょう。
開けてすぐの時期は固まった分泌液が付着していることもありますが無理矢理はがさず自然に剥がれるのを待ちましょう。
腫れていたり触ると痛い状態なら掃除や軟膏を塗るのにも綿棒は便利ですよ♪
病院でピアスを診てもらうなら何科に行くべき?
傷や炎症などトラブルが起きた際は、早めに皮膚科を受診しましょう!
病院で穴あけをされた方はアフターケアをしてもらえる場合があるので、その病院に問い合わせてみましょう。
※耳たぶが切れてしまう耳垂裂の場合は形成外科など皮膚科以外を指定されることもあります。
膿・腫れ・肉芽・よくある炎症について
開けたばかりのピアスホールはとてもデリケートなため、さまざまな炎症などのトラブルが起こりやすい状態にあります。
- ピアスホールを正しく洗浄できていない。
- ピアスホールを過度に消毒する。
- 器具を正しく消毒しないままピアッシングを行う。
- ファーストピアスを無駄に動かす、外す。
- ヘアカラー、パーマを行う。
特に学生さんやお仕事に規定がある方に多いのがファーストピアスの期間のピアスの付け外しや服などに引っかけて負担をかけることです。
このような行動はピアスホールに大きな負担をかけ、炎症を起こす原因となりますので注意しましょう。
ピアスホールの化膿について
免疫力が弱まっていたり、ピアスホールを不潔にしているとピアスホールが細菌に感染して膿が出ることがあります。
化膿してピアスホール内に膿が溜まると周囲が赤く腫れ、酷くなると皮膚の下に白く膿が透けて見える場合もあります。
膿が出ている時のピアスホールの洗い方
ピスホールから化膿して膿が出る場合は無理に絞り出すと傷口が広がったりさらに雑菌に感染する可能性があるので触らないようにしましょう!
膿が溜まったり表面に付いたままにしておくと雑菌が繁殖しますので、洗浄の際に一定時間シャワーを良く当てて洗い流しましょう。
膿は自然と排出される方が良いので無理にシャフトを回したりせず、シャワー後に軟膏を塗る場合はそっとスライドさせる程度にしましょう。
パンパンに腫れるほど膿が溜まっている場合は病院で診てもらうことをおすすめします。
ピアスホールの腫れについて
ピアスを開けて数日間、患部が腫れてジンジンとした痛みが続く場合があります。
ラブレットや舌ピアスなどは腫れやすく、トラガスなど顔に近い部位へのピアッシングなどではリンパまで腫れてしまうことも…。
冷やす場合は雑菌などに注意し、保冷剤や氷を清潔なガーゼなどでくるんで患部に優しくあてるようにしましょう。
腫れが一定期間を過ぎても落ち着かず、長引くようなら必ず病院に相談しましょう。
ファーストピアスの長さが合っていない場合は埋没の危険性がありますので注意が必要です。
ピアスホールの肉芽について
ボディピアスのトラブルで多い「肉芽」、これは身体がボディピアスを邪魔な異物と判断し、排除しようとする際に起こる現象です。
ピアスホールの周りにできるぷっくりとしたタコのような出来物が肉芽です。
ピアスホールに負担をかけてしまっていたり、金属アレルギー反応を起こした際に発生し、放っておくと大きくなり綺麗に直すのが大変になってしまいます。
肉芽は初期症状のうちの治療が肝心です!少しでもおかしいと感じたら病院で診てもらいましょう!
肉芽の症例についてはこちら↓
ホットソークについてはこちら↓
ピアスホールを休ませたいならガラスピアスや透明ピアス!
合わないピアスを着けていたりトラブルが起きて荒れてしまったピアスホールには休憩が必要です。
そんな時は強化ガラス製透明ピアスがオススメ♪
軽量な非金属素材なのでアレルギーや炎症を起こしたピアスホールにも付けられます。
その外にも透明ボディピアスはつけっぱなしにできるので検討してみてもよいかもしれません。
ピアスホールのアフターケアまとめ
ピアスを開けてからは毎日清潔に!不必要な時はとにかく指で触らない!不必要な消毒はしない!
正しい知識を身につけ、ボディピアスのおしゃれを楽しみましょう♪