軟骨ピアスは痛い?痛くない位置はある?
軟骨ピアスを開けたいけど痛みが気になって開けられない!
どのくらい痛いのか不安に感じている方のために、”ピアス痛み”の疑問について軟骨ピアスユーザーの体験談交えてご紹介していきます。
ピアスを開ける痛みは位置によって違う
耳たぶから耳の上部に向かうにつれ、軟骨(なんこつ)という固い骨になっていきます。
そして有名なヘリックスやトラガスといった部分は人によって厚みや形が異なるため、当然痛みに差が出てきます。
また、分厚すぎたり複雑な形をしてる部分はピアッサーが使えないので、使う道具の差もでてきます。
開ける痛みには個人差がある
一ヵ所目の耳たぶは痛くなかったのに二ヵ所目のピアッシングはとても痛かった!とい方もいらっしゃると思います。
同じ耳たぶでも痛みを感じる神経の走り方やツボの位置が違ってくるように、「私はヘリックスで痛みをほぼ感じなかったけど、友達は強い痛みを感じた」という結果もよくあります。
軟骨ピアスの痛みを感じやすい場所や条件
耳たぶや唇よりも耳上部や鼻の軟骨部の方が痛みを感じやすいのは下記の条件が関係しています。
軟骨が分厚い場所
耳の形や分厚さはかなり違いが出てくるので、開ける位置の分厚さによっても左右されます。
インナーコンクやアンチトラガス、スナッグといった部位は、皮膚が分厚く貫通させる距離も長いため痛みを感じやすいようです。
固くて隆起している場所
硬い場所や軟骨が複雑に隆起している場所はピアッサーかニードルを問わず一瞬で針を貫通させるのが難しい場合があります。
特にセルフピアッシングは分厚い部分でてこずってしまい、痛みが増してしまう可能性があります。
指でつまんで痛みを感じる場所
耳の各部位の中に軽く指で摘まんだだけなのに痛みを感じる場所はありませんか?
自律神経の不調が交感神経に影響し、痛みを感じやすくなる可能性もありますので開ける日の体調には注意しましょう。
“「耳が硬いと・・・」
耳と自律神経は深く関わっており、耳が硬い方は交感神経が優位になっていて、緊張状態からストレスや免疫力も下がっていたりなど身体の疲れをとくに感じていなくても少しお疲れかもしれません。
また耳と全身の硬さは比例しているとも言われています。”
軟骨ピアスを開ける痛みはどのくらい?痛さの例え
以前軟骨ピアスの痛みを例えるなら?というアンケートをとった結果、このような意見をいただき、インナーコンクとロックは痛みが強そうな例えが複数寄せられました。
- ヘリックス→爪を食い込ませたくらい
- ヘリックス→扉に手を挟まれたくらい
- トラガス→釘をぐりぐりねじ込まれている感じ(麻酔の効き目が薄かった方)
- インナーコンク→足の小指をぶつけたくらい
- ロック(ルーク)→50度くらいのお湯に手を突っ込んだ感じ
ピアスを開けた後に痛みを感じやすい期間
軟骨ピアスを開ける際大まかに分けると「開ける瞬間の痛み」と「開けたあとの痛み」が生じます。
針が貫通する時の痛みよりも安定するまで痛みの方を痛く感じる人もいます。
- 開けた直後の腫れによる痛み
- 引っかけたりしたトラブルよる痛み
- 安定していくまでの痛み
等があり、開ける時は一瞬ですふが、腫れた場合はその後数日間からピアスホールが完成していくまでの数か月間少し痛みを感じることがあります。
腫れた状態だと血管がドクドクと脈打ったような痛みも感じるので、腫れないようにする対策が必要です。
軟骨ピアスをニードルで開けると痛い?痛くない?
ピアッサーよりもニードルで開けた方が痛みが少なかったという声が多く見られました。
ニードルは先端が鋭利に加工されていて皮膚を裂くように穴を開けられるため、ピアッサーで開けるよりもピアスホールの安定も早く、開けた後のトラブルも少ないといわれています。
ピアッサーは力を込めて押しつぶすように穴を開ける為、ニードルで開けたホールよりも完成に時間が掛かり、特に軟骨部は炎症や化膿などのトラブルも起こりやすいです。
痛みを軽減することや開けた後のトラブルの点からは、軟骨部はピアッサーよりもニードルの方がオススメです。
痛みを少ない軟骨ピアスを開ける方法は?
痛みは開ける時の状況で変化する場合がありますので、痛みを少なくするには下記の条件でピアッシングをしてみてください。
- 手経験豊富な病院のニードルで開けてもらう
- 日本製のニードルを使って開ける
- 最後までを手早く済ませる
- 天気や体調の良い日にピアッシングをする
手短に言ってしまうと「上手な人に正確に短時間でピアッシングを完了してもらうこと」が最も痛みを抑える近道です。
経験豊富な病院で開けてもらおう
固く分厚い軟骨部に穴を開けるわけですから、ある程度の痛みは生じてしまいます。
しかし注射を刺すのが上手い看護師さんがいるように、経験豊富でピアッシングに手慣れたお医者様が存在します。
様々な体験談や道具の特徴・安定するまでの情報を踏まえた結果からいうと、”病院で経験豊富なお医者様にニードルを使って開けてもらう”のが最も痛みの少ない開け方でしょう。
綺麗に開けてもらうことが完成までの時間を短くし、痛みを感じる期間を少なくすることに繋がります。
日本製のピアッシングニードルを使って開ける
日本で正式な販売許可を得ていない海外製ニードルが存在しますが、正しく滅菌されているか不明で針の先端が粗悪な作りのものが多いようです。
尖端がギザギザしたものを使用すれば痛みを強く感じますし、雑菌に感染する可能性があるので避けましょう。
ボディピアス凛オリジナルのピアッシングニードルは、日本の注射針の加工を行っている工場で滅菌しています。
厚生労働省の許可を得て販売しておりますので、セフルピアッシングにはこういったニードルを使用してください。
ピアッサーとニードルどちらで開ける方が痛くない?
ピアッサーとニードルで同じヘリックスの部位を開ける場合、開ける時の痛みは穴あけする人のテクニックよっても変わります。
この二つのを比較し、”開ける痛みが比較的に少ない””ホールが安定するまでの期間が短い””ホールが綺麗に完成する”とされているのがニードルです。
しかしニードルは”手早く綺麗なホールを開けるには経験や知識が必要”で、ピアッサーに比べて取り扱いが難しいためプロに任せた方が無難です。
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まとめ
軟骨ピアスの痛みは開ける瞬間とその後につきものですが、安定して新しいピアスに付け替える時の喜びもひとしおです。
正しく対処してトラブルを少なく、安定させましょう。