ラブレット(口ピアス)を開けるならピアッサーとニードルどっちがおすすめ?
ラブレット(通称:口ピアス)は人と被らず個性を出したい!憧れのインスタグラマーさんと同じ位置に挑戦したい!そんな方にオススメしたい部位です♪
ただ自分で開ける時、ピアッサーとニードルのどちらで開けるべきか迷っている方のために、各器具を使った時のメリットとデメリットをご紹介致します。
ラブレットは最も有名な口ピアスの一つ
ラブレットは下唇のラインより下の位置から口内の歯茎に当たる高さに貫通させるボディピアスの名称です。
ヴィジュアル系ミュージシャンが唇下の中央に着けているのを見たことがある方が多いのではないでしょうか?
2000年代からは一般の方でも開けている方を多く見かけるようになり、リップと並んで最も有名な顔のピアスの一つとなりました。
ラブレットのピアスホールを開ける道具
ラブレットは、位置が上すぎたり斜めに開けてしまうと歯に引っかけやすく歯ぐきにも当たりやすい部分なので、口を開けた時の位置関係も想定してピアッシングする必要があります。
適した位置に開けなかった場合、ピアスホールが安定しても違和感やストレスを感じやすい部位なので、ピアッシング初心者さんは無理せず病院で開けてもらいましょう。
くち用ピアッサー開ける(唇専用)
ピアッサーは一気に押し込んでしまえば貫通させられるので「穴を開けきる」という目的を果たすのには便利なアイテムと言えるでしょう。
ラブレットには、必ず口ピアス専用のファーストピアスがセットされている口用ピアッサーを使いましょう。
口ピアスのファーストピアスには、口内を傷つけないように片側がフラット(平ら)なディスク状になっている「ラブレットスタッド」というボディピアスを装着します。
耳用ピアッサーは、ファーストピアスの形状が適していないなど様々な理由からピアッシングが失敗する可能性があります。
仕様によりますが、くち用のピアッサーは腐食性の高い(錆びに強い)純チタン製のピアスがセットされていて形も特殊なため、価格は¥3~4,000程度と、耳用のピアッサーよりも若干高価です。
ピアッシングニードルで開ける
日本で正式に販売許可を得ているニードルは取り扱っているお店が少なく、インターネット通販やボディピアスショップなどで購入する必要があります。
★ボディピアス凛では指定管理医療機器認証を取得した日本製のピアスニードルを販売しております。
ニードルで開けるピアスホールは、ピアッサーに比べ安定が早く、キレイに開けることができますが、初心者の取り扱いは少々難しいかもしれません。
特にラブレットに使うラブレットスタッドは、唇の内側からニードルに接続する必要があるため、ピアッシング初心者の方には少し難しいかもしれません。
ピアッシングの際にニードルを表から刺して、ニードルの末端から接続するやり方で開けてしまい、肝心の歯に当たらないためのディスクが外側で邪魔になりやすいキャッチが口内に向いてしまうというミスが起こらないように注意してくださいね。
表から刺したからピアス逆だ…固かった( ・ᴗ・̥̥̥ ) #ラブレット pic.twitter.com/AawWezwwA9
— 蟹 (@kani_killer_) November 9, 2015
不安な方はピアッサーを使用するか、病院やピアススタジオで開けることをおすすめします。
ピアススタジオや病院でラブレットを開ける
「自分で開けるのは不安」「ファーストピアスのサイズを相談したい」そんな方はプロに頼みましょう。
ピアススタジオや病院で開ける際の料金相場は5000~10000円前後のようですが、ジュエリー代を含まない場合もあるので事前にサイトで確認することをおすすめします。
病院は麻酔を使った施術を行っている所もあるようなので、「痛みが心配で麻酔をしてほしい」という方は費用は高くなりますが美容外科などで開けてもらいましょう。
“表示の料金には、ピアス代は含まれておりません。
ピアスは、クリニックでも購入できますが、ご自身での持ち込みも可能です。
鼻用ファーストピアス代は、1個1,000円(税抜)。口(唇)用ファーストピアス代は1個4,000円(税抜)です。
ピアスの場合のみ初診料(カウンセリング料)は無料となります。”
開ける道具によるメリットとデメリット
単純にピアッサーとニードルを比べると、ニードルで開ける方が皮膚への負担が少なく、綺麗なホールが完成すると言われています。
ボディピアッシングに慣れた方であればニードルを選択する方が多いはずですが、初心者の方ですと考え方を変えてみる必要があります。
まず、みなさんセルフピアッシングをする前は失敗しないか心配だと思いますが両者を使っうメリット・デメリットをご紹介します。
ピアッサーでラブレットを開けるメリットとデメリット
- 用意するものが少なく、別途ファーストピアスを購入する必要が無い
- 力を籠めれば一瞬で穴が開けられる
- 病院をに行かずに費用が抑えられる
- しっかり力を入れておられず貫通しきらず失敗する人がいる
- 斜めに開けてしまう人も一定数いる
- ニードルで開けるより完成が遅くなる場合がある(個人差有り)
唇の下の皮膚は分厚く耳たぶよりも固いので一瞬で開けられるピアッサーといえど、想像より力が必要!という心構えで開ける方がよいかもしれませんね。
準備するものが少ないことや病院の費用より安く済むのは理想ですが、にーどるよりも負担がかかるため人によっては大きく腫れるかもしれません。
ニードルでラブレット開けるメリットとデメリット
- 準備物が多く、ファーストピアスのサイズも自分で決める必要がある
- ピアッサーで開けるより比較的安定が早い
- 細かく角度の調整が出来る
- 先端を刺す怖さや痛みに耐えきれず途中で断念する人が一定数いる
- ピアスの接続が難しくそこで失敗する人がいる
- 手早く開けられないと出血が多くなる可能性がある
結局ラブレットはピアッサーとニードルのどっちで開けるのがおすすめ?
以上の意見をまとめると、「一瞬で開けたい・準備するものを減らしたい・簡単に開けたい」を優先するならばピアッサーがおすすめ。
「ピアスの角度や見た目の美しさにこだわりたい・費用を出来るだけ抑えたい・早く安定させたい」を優先するならニードルがおすすめ、といったところでしょうか。
痛みについては感じ方や開ける人のテクニックによるので一概には言えませんが、うまく開けられた場合はニードルの方が皮膚への負担の少なさから腫れや痛みの期間が少ない方が多いかもしれません。
まとめ
リップピアスは内側が歯に引っかかったりしないよう慎重に開ける必要がある部位です。
用意するものを少なく開けたい方はピアッサー、安定が比較的早く角度にもこだわりたい方はニードルがおすすめですが、初心者の方には取り扱いが難しい点だけご留意ください。
少しでも難しい・わからないことがある方は無理をせず病院で開けてもらいましょう。