ピアスを開ける道具と手順をご紹介♪【ピアッシング初心者さん必見】
今回はピアス初心者さんのためにピアッシングの際に用意しておきたいアイテムについてご紹介していきます!
ピアッサーは使ったことがあるけどニードルについてはよく知らない、そんな方にも参考にしていただける情報を掲載しております!
ピアスを開けるための道具はどんなものがあるの?
いざ、ピアスを開けてみよう!と思っても「何を準備すればいいの?」「なんか大変そう…」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここではピアスを開けるために準備しておくと良いものをご紹介いたします。
ピアッサーやニードル
ピアッサーはバネの力でホールを開ける器具で、ピアッサーを押し、中にセットされているファーストピアスを突き刺して開ける仕組みになっています。
ピアッサーは主にアクセサリーショップやボディピアス取り扱い店などで購入できます。
軟骨用や耳たぶ用・おへそ用など開けたい部位によって専用のピアッサーを購入してください。
ピアッシングニードルとはピアスの穴を開ける専用の針(穿孔器)で、ニードルにも太さ(ゲージ)があるので、開けたい部位に必要なものを選んでください。
日本国内では法律上、滅菌を施し厚生労働省の認証を受けていないと販売が出来ないため、販売している店舗はピアッサーに比べて少ないです。
★ボディピアス専門店凛では「はじめてのニードル」という指定管理医療機器の認証を取得した、日本製のピアッシング用ニードルを販売しております!
マーキングペン
ピアスの位置を決めて印をつけるために使うペンで、お手持ちの水性ペンかアイライナーを使用される方が多いようです。
スタジオなどでも使用される「無菌ペン」というものがありますが、先端が細い清潔な物であれば問題ありません。
消毒液(または拭き取り用アルコール)
ピアッシングの前は手を丁寧に洗浄し、穴を開ける部位や手指を消毒する必要があります。
またはアルコールをしみこませた拭き取り用のコットンなどでもOKです。
鏡
鏡はできるだけ卓上に置けるような大きなものや三面鏡を用意しましょう。
綿棒やコットン
耳たぶの消毒やホールから出血・分泌液が出た際に使用するため、必ず清潔なものを用意しましょう。
清潔な容器・トレー(ニードルやピアスを入れる為)
ニ-ドルや別途ファーストピアスを用意する場合は無くさないために除菌した容器やお皿などがあると便利です。
消しゴムやコルク(ニードル使用時)
ニードルを使用する際耳たぶの裏側にあてがって使用します。
必ず新しいものを使用しましょう!
軟膏(ニードル使用時の潤滑剤)
ニードルでホールを開ける際には滑りをよくするために軟膏を使用します。
ニードルに着けやすく、その後のトラブル時も使用するならチューブタイプが使いやすいでしょう。
ファーストピアス(ニードルで開ける時)
ニードルで開ける際は、ファーストピアスの準備が必要です。
同じゲージか1サイズ下のサイズを選ぶことでスムーズにピアッシングができ、ホールへの負担を減らしてくれます。
ピアッサーとニードルどっちで開けるのがいいの?
ピアッサーとニードルどちらがいいか、ピアスを開けた経験の無い多くの方が長年疑問に思っていることではないでしょうか?
ここではピアッサーとニードルのメリット・デメリットをご紹介いたします!
ピアッサーのメリット・デメリット
- メリット
- ファーストピアスを用意しなくてもよい。
- 開けると同時にファーストピアスが装着できる。
- 販売している店が多いため、入手しやすい
- デメリット
- ニードルと比べて安定するまでの期間が長い。
- ファーストピアスに気に入ったデザインのものを選べない場合がある。
ピアスガンについて
病院によっては今でもピアスガンを使用することがあり、現在一般の方もネットで購入することができます。
ただし、ピアッサーと違ってピアスガンは扱いに慣れていないとホールの位置がズレる可能性が高いため、初心者の方の使用はオススメ出来ません。
また海外ではホールへの負担が大きいため使用をやめていく動きもあるようです。
ピアッシングニードルのメリット・デメリット
- メリット
- 安価で入手できる(一本数百円程度)
- ホールの安定が早い。
- ファーストピアスに好きなデザインを選べる。
- デメリット
- 現在も販売しているお店が少なく、入手しにくい
- 別途ファーストピアスを用意する必要あり
- 初心者が扱うには知識やテクニックが必要
ニードルは自分の手加減で刺し進める必要があったり見えにくい部分も角度調整をしていく必要があるため、全くの初心者の方だと、取り扱いを難しく感じる場合もあるようです。
しかし、ピアッサーと違ったメリットも多いので、興味のある方は使用方法を良く調べて使ってみてください。
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病院やスタジオでピアスを開けたほうがいい人って?
自分で開けることが心配な方や、ホールを絶対にまっすぐ開けたい方、難しい部位へのピアッシングの場合は病院やスタジオをおすすめいたします!
思い通りの角度や位置に調整したり、器具を利き手と逆の手で持っての作業は慣れないと難しいです。
特にたくさん開けたい場合、おいおい耳全体を見た時自分で綺麗ではない位置に開けてしまった耳とずべてプロの方に開けて頂いた耳は人から見てわかってしまうものです。
病院を利用する場合、料金や口コミやピアッシングの実績を確認すると良いでしょう。
スタジオ・病院どちらもセルフで開ける時の倍以上の費用が掛かりますが、希望の開けたい部位や今後ホールを増やす予定のある方やキレイに開けたい方は利用を考えてもいいかもしれません。
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ピアスを開ける位置を決めよう!
開ける位置によって準備するピアッサーやニードルのゲージ(太さ)が違うためまずは開ける位置を決めましょう!
耳たぶは軟骨などに比べて安定するまでの期間も短いため、はじめてにピアスを開ける位置では一番メジャーです。
耳たぶで安定するまでのピアス生活に慣れてから軟骨ピアスにチャレンジするのがおすすめです。
ピアスを開けるベストな季節や時期は?
ホールを開けてから安定するまで耳たぶであれば大体一か月程度ファーストピアスを着けっぱなしにしなければならないため、開けるタイミングは重要です。
春は新学期やイベントごと、勤務先の事情で外さなければならない人も多いし、夏は夏休みなど長期休暇のある方は開けるのに最適ですが開けたあと汗や海に入らないようにするなど清潔に保つことに注意を払わなければいけません。
冬も長期休暇がありますがスノーボード等ウィンタースポーツが趣味の方は気を付けた方が良いでしょう。
ご自身の予定を踏まえてピアッシングに良い時期を計画することをおすすめいたします!
ファーストピアスの選び方
ファーストピアスは素材・必要な形状・太さで選びます。
ファーストピアスはホールを開けた瞬間から安定するまでつけっぱなしになるモノなので正しく選びましょう!
ファーストピアスにおすすめの素材
ファーストピアスの素材は、耳たぶ同様医療用ステンレス・サージカルステンレスやチタンの素材がオススメです。
ファーストピアスにおすすめのサイズ(ゲージ)
ファーストピアス内蔵のピアッサーを選ぶ場合も別途ファーストピアスを用意する場合も太さ(ゲージ)と長さ(内径)をチェックしてください。
耳たぶ用ピアッサーでピアッシングをする場合、16G(ゲージと読みます)のピアッサーがオススメです。
16Gという太さで開ければボディピアスとファッションピアスの両方のサイズを着けることが出来ます。
軟骨の部位にピアッシングする場合は14Gの軟骨用ピアッサーが良いでしょう。
ニードルでピアッシングする場合は、耳たぶなら18Gか16G、軟骨の部位なら14Gがオススメです。
ニードルを使用した場合、ニードルの後ろ側にファーストピアスをあてがいファーストピアスを押しながらニードルを抜くと装着できます。
ニードルと同じゲージ(太さ)のファーストピアスを装着する場合は上の図1のように、ネジ山部分をあてがいます。
ニードルに対して一周り小さいゲージのファーストピアスを用意すれば下の図2のように連結出来るため、中にはそのようにしてしてピアッシングする方もいるようです。
内径(ピアスのホールに通すピアスの長さ)はもし腫れた時の事も考えて、開けたい位置の厚み+2mmを目安に選ぶと良いでしょう。
ニードルでピアッシングする場合はピアスの形も選べます。
耳たぶやヘリックス等にはストレートバーベルと呼ばれるキャッチがネジ式になっており、両側から外す事ができる形がおすすめです。
トラガスや、唇の下にピアッシングしたい場合はラブレットと呼ばれるピアスの片側が平らな形状のものが引っ掛かりにくくて良いでしょう!
おへそにピアスを開けたい場合はバナナバーベルと呼ばれる曲がった形のピアスを使用してください。
ルーク(ロック)などに開ける場合はビーズリングがオススメで、リングが固くて開けにくい場合はオープンプライヤー(逆ペンチ)で調整してください。
開けたい位置によって準備するピアスが違うのでしっかりと調べてから購入しましょう!
まとめ
近くではなかなか入手しづらいアイテムもありますのでボディピアス取り扱い店のネット通販なども利用して、事前に準備してからピアッシングに臨みましょう!