インダストリアルピアスのトラブル!痛みや肉芽の対処法と注意点
2箇所の穴を1つのロングバーベルを使うインダストリアル。
個性的でかっこいいので人気の部位ですが、実は普通のピアスよりトラブルが多いんです。
インダストリアルで発生しやすいトラブル(痛み、肉芽、腫れ、2つのホールが合わないなど)について紹介し、対処法とインダストリアルをつける上での注意点について説明します。
インダストリアルピアスのトラブル
インダストリアルは引っ掛かりやすく、腫れや炎症、肉芽が出来たり、出血するトラブルが多い部位です。
インダストリアルピアスの痛み
インダストリアルピアスで痛みを感じるのは「開ける時」「開けた後腫れが引くまでの数日間」「何かにぶつけた時」「炎症→化膿した時」などです。
まず開ける時の痛みは我慢できる程度だった人もいれば、重い痛みが続き頭痛に繋がる人もいます。
耳たぶに比べれば痛かったという意見が多いようですが、耳輪の分厚さや傷が治りやすいかなどの個人差が出るようです。
インダストリアルピアスからの出血
ホールが不安定な状態の時期は血が何日も止まらなかったり、朝起きたら出血して血がこびりついていたというケースも。
引っ掛けたりした場合は傷になったり、ピアスホールが裂けたりしていないか確認しておきましょう。
インダストリアルピアスの肉芽
ピアスホールの触りすぎや、むやみにピアスをつけ替えたりするとできます。
またインダストリアルは2つのホールを繋いでいるので、そのホールが綺麗に一直線にできていないとホールがずれてしまい、その負担で肉芽が出来てしまいます。
インダストリアルピアスの腫れ
開けて数日間は赤く腫れ、なかなか腫れが引かない人もいます。
それ以外には炎症を起こしているときや化膿して膿が溜まっている場合腫れて痛みも生じることがあります。
また、引っかけたりぶつけたりすることで、長期間調子が悪くなり急に腫れが続いてしまうこともあります。
インダストリアルピアスのトラブル注意点
インダストリアルピアスは排除されやすい?
ピアッシングの時点でホールの角度がゆがんでいたり、上記の状態を治療せずほっておくとだんだんピアスが排除されてしまいます。
さらにピアスを外したり対処しないければ皮膚がちぎれてしまうことがあるので小さなトラブルも見逃さないようにしましょう。
ピアスホールの完成に時間がかかる
インダストリアルのホールは、軟骨に二ヵ所大きめのホール(14Gなど)を開けるため、個人差はありますが、耳たぶなどのピアスホールよりも安定するまでに時間がかかります。
学校や職場に着けてはいけない規定がある場合は隠すのが難しいピアスになりますので、自由のない期間に開けることはおすすめ出来ません。
また、安定していない時期にセカンドピアスに付け替えるのはやめましょう。
キャッチが引っ掛からないよう気をつける
服や髪の毛が引っかかったり、電話をするときに当たってしまうので、注意してください。
特に開けた直後の方は痛みがひどくなるので慎重に!痛みがある場合は特に無理にピアスを動かさないでください。
ピアスホールを清潔に保つ
開けてからは一日一回を基本とし、お風呂に入った時にはこすらないようにそっとシャワーを当てて洗浄します。
すすぎ残しがあったり、不必要な消毒は逆に炎症を起こして痛みを感じる事もあるようです。
石鹸の使用など、詳しいアフターケアの方法は下記記事を参考にしてみてください。
ピアスホールに触らない・そっとしておく
ピアスホールのトラブルを避ける鉄則、安定するまでケア以外の時に触らない!
むやみに触るのはトラブルの元なので、ファーストピアスが外せるようになるまではそっとしておきましょう。
※ピアスホールが完成していく時(傷が治っていく時)と炎症が起きているときどちらも痒みを発することがあるので、掻いたりしないようにしてください。
寝るときはインダストリアルピアスの耳を上にする
開けたばかりは痛みで下向きにすることはできないと思いますが、ホールを上にして寝るようにしましょう。
枕への圧迫は負担がかかるので、できるだけ上にして寝ることでピアスの引っ掛かりや、ホールの化膿を防ぎます。
インダストリアルピアスのトラブル対処法
2つのピアスホールの角度がズレている場合
角度がずれているホールに無理にピアスを入れると、穴が拡張されてしまったり化膿してしまう原因になります。
アンテナヘリックスのインナーコンクなどを繋いだ場合、無理な角度で着け続けてロックを開ける位置の軟骨のヘリに食い込んで炎症を起こすような場合もあるようです。
角度がズレている場合
★ピアスホールを開けなおす
★バーベルを曲げて使用する(一時的な対処法)
★可動式バーベルや特殊なロングバーベルに付け替える
開け直した方がトラブルも少ないと思いますが、しばらく開けなおす予定がない・どうしても今のピアスホールを利用したい場合はバーベルを少し曲げて使用するか、変形バーベルを使用してください。
※通常ならファーストピアスの期間のピアスの付け替えはしない方が良いです!
ピアスの形状や重みで負担が掛かっている場合
ピアスホール同士の距離や角度に合っていないボディピアスを着けているん場合や、ロングバーベルの重さでぴすほーるへの負担が大きい場合はバーベルのサイズを見直しましょう!
ピアスホールへの負担を軽減する場合
★内径が長すぎる場合は短くする
★モチーフ付きのバーベルは出来るだけシンプルなバーベルに替える
★ロングバーベルを短いストレートバーベル二本に分ける
腫れることを考慮して2~3mmほど余裕を持たせることが基本ですが、それ以上に余っていて引っかけることが多いようであれば、1サイズ短い内径に替えてみましょう。
ロングバーベルの重さで負担が掛かっている場合は二つのロングバーベルに付け替えてみる方法もあります。
つるんとしてホールを傷つけにくい強化透明ガラスピアスを2本、外から内側に向けて着けることも可能です。
ホットソークを試してみる
ピアスホールのトラブルの初期症状にはホットソークという塩を入れたお湯に皮膚を浸すケア方法もあります。
やり方・やるタイミングなどに注意点がありますので、詳しくはこちらをご覧ください↓
軟膏を塗ってケアする
腫れが引かなかったり、化膿するなどピアスホールに異変を感じたらお風呂上りなどに抗生物質入りの軟膏を塗ることも有効です。
軟膏は手で塗ることは避け綿棒を使うようにして、一日1~2回程度塗ってケアしてみましょう。
※前に塗った軟膏は綺麗に洗い流すことを前提とします。ホットソークをする場合も綺麗に洗い流した後に塗りましょう。
軟膏はどんな症状も緩和されるわけではありませんので、ピアスの形状は合っているのか・負担を掛けたりしていないかなど、他の原因も考えてみましょう。
インダストリアルの痛みがひどい場合は
痛みが続く時は我慢せず、早めに病院で診てもらいましょう。
放置して状態が悪くなるとピアスホールを塞がなくてはならなくなる可能性が高いです。
状態にもよりますが早めにケアすればまたピアスが出来るようになりますので、病院を受診する際はピアスホールを塞がないように治療したい人はお医者さんに伝えてみましょう。
まとめ
基本的にはホールを清潔に保つことがトラブルを起こしにくくするポイントです。きちんとケアして、快適にインダストリアルでお洒落しましょう!
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