トラブルの対処法~ボディピアスの基礎知識~

最近では耳たぶ用ピアッサーだけでなく、軟骨用ピアッサーやへそピアス用ピアッサーなども売られるようになり、気軽にピアスを楽しむことができるようになりました。
しかしピアスを開けるというのは医療行為であり、開けたばかりのピアスホールは非常にデリケートで傷と一緒です。
特に軟骨ピアスは耳たぶへのピアッシングよりもトラブルが起きやすい部位のため、毎日のケアを必ず行う事と、引っかかりなどを注意して生活する必要があるのですが、それでも少しの不注意で化膿、かゆみ、肉芽などのトラブルになりかねません。
今回はトラブルが起こってしまった時の対処法をお教えいたします。

ピアッシング前に知っておく事

ピアスを開けるのに向いてない人

ケロイドが出る方や血が止まりにくい方はオススメできません。また、毎日ケアの時間を確保できない方や、自己責任が取れない方もやめた方がいいでしょう。
金属アレルギーの方は、アレルギー対応素材のファーストピアスで開ける事が可能ですが、一度病院などで相談してからピアッシングする事をオススメします。
また、ピアスは開けると跡が残ってしまう可能性が高いので、仕事や学校などでピアスが着けられない人は注意しましょう。

化膿?肉芽?トラブルが起きにくいピアッシングの季節

どんな季節でも清潔を保てば問題ありません。しかし、季節によって注意する視点は異なります。
夏は汗をかくため化膿が起きやすく、冬はイヤーマフによる圧迫や厚着をするので引っかかりに注意が必要です。

ピアッシング後のプールや温泉

開けて間もないピアスホールにはオススメ出来ません。感染を防ぐために、安定するまでは避けましょう。
特にへそピアスなどはプールや温泉の影響を受けやすいので注意しましょう。

ピアッシング後の入浴

開けたその日から入浴して頂けます。洗髪は、髪が引っかかりピアスホールが裂ける等トラブルになるのを防ぐためにも翌日からするのをオススメします。

ピアッシング後のカラーやパーマ

ピアスホールに液が入ると痒み、化膿、などの炎症トラブルに繋がります。ピアスホールが安定するまではカラーリングやパーマは控えるようにしましょう。

ピアスをしたままのサウナ

金属性のピアスで長時間入るとピアスが熱くなり、火傷によって炎症を起こしてしまう可能性があります。サウナはピアスホールが安定し、ピアスが外せるようになってから入ってください。

ピアッシングの方法や、アフターケア方法はこちらをご覧ください↓

腫れた!かゆい!色々なピアスのトラブル

腫れ

日々のケアを怠ったり、生活習慣の悪化が原因でピアスホールが腫れてしまう場合があります。特に軟骨部へのピアッシングは腫れる事が多いため注意が必要です。万が一腫れた場合は日々のケアを続けながら様子を見てみましょう。
長引く場合は別の原因が考えられるため、病院を受診してください。

痒み

ピアスホールは傷と同じです。痒みは患部が治り始めている証拠のため、掻いてしまうとピアスホールに負担がかかり他の炎症につながってしまいます。痒みは我慢し、ケアを毎日続けて清潔を保ちましょう。

黄色い液

ピアスホールから分泌される黄色い液は膿ではなく、傷が治ろうとする時に出るリンパ液の可能性が高く、かゆみが出てくる場合があります。毎日綺麗に洗い流し、清潔な状態を保ちましょう。

化膿

化膿によりピアスホールに膿が溜まっている場合は病院に相談することをおすすめします。
化膿してしまう原因は、洗っていない手でピアスを触ってしまった、プールに入ったなど様々な原因が考えられます。
開けたばかりのピアスホールは身体にとって生傷と同じなので、菌が入らないよう毎日清潔に保ってください。

しこり

しこりは、ピアスを開けた人の大半ができるものです。
しこりはピアスホール内部にできる新しい皮膚が固まる、あるいはピアッシング時に傷ついた細胞の死骸が内部で固まるといった現象です。消えるまでに時間がかかり、消えずに残る場合もあります。
触ると痛みがあるしこりは、下記のような原因の場合があります。

肉芽

肉芽とはピアスホールにできるできもの、しこりのことです。
触ると痛みがある場合が多いようです。
ピアスホールはピアッシングでの外傷や炎症を治そうと免疫細胞が働き、治癒中に新しい細胞を作り修復しようとします。その際必要以上に細胞を作り、皮膚が盛り上がってしまうと肉芽となってしまいます。
つまり、体がピアスを異物と判断し、異物を隔離してしまう現象です。
肉芽は時間が経つにつれ大きくなるため、治る見込みがない場合は病院を受診する事をオススメします。

粉瘤

良性腫瘍で、アテロームとも呼ばれます。
これは、表皮から剥がれ落ちる垢などの老廃物が内部に溜まるものです。放置すると大きくなる可能性があり、自然に治ることがないので、手で触ったり、潰したりせず早めに病院へ行きましょう。

排除

「排除」と言うのは、ホールに負担がかかると、体がピアスを異物と感じてしまい、体外へ押し出そうとする現象です。
ホールが徐々に移動し始めたら排除の可能性があります。排除後はくぼみや色素沈着など、跡が残る場合があります。
原因はあまりにも浅い位置、耳の端などへのピアッシングや、重いピアスの着用、ピアスをよく引っかけてしまうなど、ホールの負担によるものが考えられます。
鎖骨や指など、平面へのピアッシング、よく動かす部位へのピアッシングは特に排除されやすいとされています。
排除はピアスの形状やゲージや内径サイズを適切なものに変更して治まる場合もありますが、排除が進行し、トラガスや耳たぶが裂けてしまったという例もよく聞く為、早めにピアスを外してホールを塞ぐことをオススメします。

金属アレルギー

金属アレルギーは、アレルギー物質が体内の許容範囲を超えてしまった場合に発症します。そのため、ある日突然アレルギー反応が出てしまうことも……
対処法としては、コバルト、ニッケル、銅などアレルギーを起こしやすい金属を身に着けないようにすることが大切です。
ピアスの場合は金、銀、プラチナ、ステンレスなど金属アレルギーを起こしにくいものを選ぶようにしましょう。
おすすめはサージカルステンレスです。医療用器具にも使われている316L表記のある物がオススメ!

また、メタルコートを使って金属が肌に直接触れないようにするのも効果的です♪
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ピアスが動かない・埋まった

ホールを開けた時やコンディションが悪い時、ピアスが動かなくなってしまったり、埋まってしまうことが稀にあります。
そういった場合のみんなの体験談をご紹介いたします。
※個人差がありますので、あくまでご参考程度にご覧ください。

ピアスを軟骨部分に開けた時に傷がかさぶたになってピアスが動かなくなってしまいました!私はお湯を流しながら少しづつゆっくり動かしました。

軟骨ピアスを開けたあとかさぶたができて動かなくなりました・・・。なるべく触らないようにそっとしておきました。

ピアスを着けてた部位が腫れてしまい、キャッチが埋まってしまいました。開けたホールに対して内径が短かったみたいで、ホールにあった内径のピアスに交換しました。

ピアスを開けた時にかさぶたになったり、体調等で腫れてしまうことがあるようですね。安定するまでは様子を見ながらケアしていきましょう!

ピアスホールが裂けた

ピアスの重さをホールが支えきれなかったり、無理に拡張した時、ピアスホールが裂けてしまった!排除されてしまった!というトラブルもあります。こちらでも他にもあったピアスホールが裂けてしまった体験をご紹介します。

インダストリアルの下側のホールが千切れた経験があります。
原因は無理のある角度でのピアッシングにより、ホールに負荷がかかり、排除傾向にあるにも関わらずピアスを外さなかったからだと思います。(入浴後タオルで髪を乾かしていてピアスを引っ掛けてしまい千切れました)

裂けてしまったホールは縫合しない限り戻らないので、無理な拡張や排除傾向が見られた時にホールは縮まってしまいますが小さなゲージに付け替えたり、ピアスを外したり等の対応が必要かもしれません。

段階別・よくあるボディピアスのトラブル

ここではボディピアスを着ける上で実際に起こったトラブルの体験を段階に分けて紹介します。気づかない間にトラブルが起きてしまうことがあるので要チェックです!

ピアッシング直後のトラブル

ホール内でニードルとピアスがずれてしまったことがあります。

ニードルだけ抜けてしまいピアスが刺さりきれませんでした。

上記のようにニードルとピアスの接続に失敗してしまうことがあるようです。ピアッシングでニードルを使用する際はずれないように慎重に行いましょう!

ファーストピアス・セカンドピアス装着期間のトラブル

おへそや鼻の下(マドンナ)の部位に開けていたピアスホールが腫れてしまいキャッチが埋まりかけてしまったことがあります。

トラガスをピアッシングした後にばい菌が入ってしまい、外耳炎になったことがあります。

ピアスを開けた直後は衛生面による肌のトラブルから発生しやすいみたいですね!極力清潔な状態を保つように心がけましょう。

ホール拡張中のトラブル

20mmから22mmへの拡張を行った時、拡張器がスムーズに通らず耳たぶが裏返ってしまった。

拡張器をさしてピアスへ付け替える際に、あまり時間をおかずに付け替えようとした為、拡張器を外した際に結局サイズが合わず 拡張し直したことがありました。

拡張器のサイズ違いによるトラブルも起きやすいみたいです。事前に拡張するサイズをしっかり調べて、1段階ずつ拡張することをオススメします。

ピアスの種類を変えたり、取り外したときに起きたトラブル

ボディピアスからフック型の重たいモチーフのファッションピアスに変更した時に、ピアス穴が少し裂け縦長になってしまいました。

インダストリアルにチャームをつけていた際、排除傾向がいつもより早く進んだ感じがしました。

アウターコンクをサーキュラーバーベルにしていた時、痛みを感じたり肉芽の初期状態の様なものが出来てしまいました。

ピアスのタイプやデザインによってもトラブルが起きることがあります。取り付けたいピアスがその部位に合っているか等、しっかりと確認しましょう。

日々のトラブル

舌ピアス(6G)とキャッチ(5mm)がとれてしまったことに気付かず紛失してしまった。

食事中に舌ピアスのキャッチが外れてしまい、そのまま食べ物と飲み込んじゃいました。

舌ピアスのキャッチを弱い歯で噛んでしまったら、歯が欠けてしまいました。

顔の部分につけるピアスは気付かないうちに外れたりしてしまうこともあるようです。定期的に異変がないか鏡でチェックするといいかもしれません。

ピアスのトラブル、病院は何科?

ピアスのトラブルは皮膚科を受診しましょう。トラブルが起こった場合は、早めに治療を受けることをおすすめします。
セルフピアッシングを行った方、ピアススタジオで開けた方は皮膚科へ、病院でピアッシングをされた方は、ピアッシングを行った病院に行くと良いでしょう。

ピアストラブルの対処法

正しいアフターケア方法

開けたばかりのピアスホールは傷と同じ。軟骨ピアスは耳たぶに比べ安定までに時間がかかります。
キレイにトラブルなくピアスホールを完成させるためには日々のアフターケアが肝心です。

ホットソークの効果と方法

ホットソークとは、ピアスホールにトラブルが起きた際に自宅で行える処置法です。肉芽やかゆみなどの炎症に効果があるとされています。「ソーク」とは、浸すことを言います。
ホットソークの方法はカップ200ccのぬるま湯に小さじ四分の一の天然塩(食卓塩は使用しないでください)を入れます。幹部をぬるま湯に10分位浸します。終わったら塩気をお湯で洗い流してください。
朝晩の2回行います。一週間続けても治らない場合は病院へ行きましょう。
※ホットソークは基本的にピアスを着けたまま行います。
ファッションピアスやストーン付きのピアスは塩で脆くなる場合がございます。サージカルステンレスやチタンなどのピアスで行ってください。

最後に

トラブルを起こさないためにはまず、清潔を保つ事が大事です。
もしもトラブルが起き、何日経っても治らない場合は早めに病院へ行きましょう。

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