軟骨ピアスを早く安定させるコツ5選!痛みが出た時の対処法
軟骨ピアスは血管の数が少ないため、耳たぶに比べてトラブルを起こしやすく安定するまでに時間がかかります。
そんな軟骨ピアスを安定しやすくするコツ、トラブルが起きた時の対処法をスタッフの体験談を踏まえてご紹介していきます!
早く安定させるコツ!開ける前に気を付けること
1:ニードルを使って開ける
軟骨ピアスは軟骨用ピアッサーかピアッシング用ニードルで開けることが出来ますが、出来る限りニードルを使いましょう。
皮膚を押しつぶして開けるピアッサーよりも、筒状の針の形をしたニードルの方が皮膚の負担を少なく綺麗な穴を開けることが出来ます。
※ピアッサーで開けたホールよりも後からニードルで開けた別のホールの方が早く安定した経験のある人もいます。そのくらいニードルの切れ味は優秀ということですね。
2:ファーストピアスは長いサイズを選ぶ
長さがぴったりすぎるピアスを腫れている期間に着けると、穴を圧迫してしまったり体液が排出するための出口を塞いでしまいます。
今日は順調でも明日大きく腫れる可能性もありますし、少しシャフトが見える程度の長いサイズを使用しましょう。
開けた軟骨ピアスを早く安定させるコツ
部位にもよりますが「軟骨ピアスが一年以上安定しない」場合、続けてやっていることでの中に何か違っていることがあるはずです。
3:不必要な消毒は控えて流水で洗う
しっかりした皮膚ができるまでのデリケートな状態の間は特にピアスホールは清潔に保ちましょう。
「とりあえず消毒液をかける」といった不必要な消毒はせず、毎日シャワーの時十分な流水で洗い流しましょう。
4:できるだけピアスを触らない!くるくる回さない
ピアスホールは基本触らないようにしましょう!
日常の人の手は雑菌でいっぱいなので、不衛生な状態で触れるとホールが感染症を起こす原因となります。
完成するまでの間に軽度のかゆみや違和感を感じることがありますが、爪でカリカリ掻く行為も安定を遅らせます。
コンクリートが固まるのを待つように、ケアの時以外は動かさないようにしましょう。
5:早すぎるピアスの付け替えは控える
これはかなり大事です!ホールが十分安定までの間はピアスの付け替えはしないようにしましょう!
皮膚ができていないホールにシャフトの抜き差しする行為はホール内を気つけてますます安定が遅くなります。
どうしても透明ピアスなどに交換する必要が出てくる場合は、ファーストピアスにガラスピアスを使用しましょう。
ピアッシングはスムーズに完了させよう!
ピアッシングの時にスムーズに問題なく穴あけを完了できるかがホールを安定させるうえで重要なポイントです。
ニードルで穴開けする場合は、ピアッサーと比べて工程がたくさんあるため準備や予備知識を揃えておかないと本番で手間取る人も居ます。
特にピアスを接続させる工程で皮膚に負担を掛けやすいので、経験豊富な病院のお医者様に開けてもらうのも選択肢に入れてみてください。
安定する前の軟骨ピアスに痛みが出た場合は?
- 引っかけた場合
→傷や出血がないないか確認 - 赤くなり炎症を起こした場合
→よく洗って軟膏を塗る - ピアスがキツい場合
→長いシャフトに交換 - しこりが出来た場合
→大きくなる前に病院へ
1.腫れている場合はピアスの長さを替える
短い長さを選んで着けてしまっている場合や腫れてピアスがホールを締め付けている場合は、シャフトの内径を長いサイズに変更しましょう。※可能であれば新品のピアスをご用意ください。
今着けているものより一つ大きいサイズ(+2mm~)程度に替えるのがおすすめですが、わからなければピアスショップのスタッフさんに相談してみましょう。
またリング状のピアスを着けていてなおかつストレートバーベルを着けても良い部位の場合は、カーブしたリングよりも真っすぐなピアスに替える方が負担が軽減できますよ。
2.ピアスホールに軟膏を塗る
ピアスホールから膿が出たり、赤く腫れているときは炎症を起こしている可能性がります。
その場合には丁寧に流水で洗い流した後、症状に合わせた抗生物質入りの軟膏を綿棒でホールの周りに塗布するのも効果的といわれています。
軟膏は皮膚科で処方してもらうか、ドラッグストアの薬剤師さんに使うべき種類を相談してみましょう。
3.ピアスホールにしこりができた痛みの場合
ピアスホールの入り口が盛り上がってしこりのような状態になった場合、大きくなり肉芽になってしまう可能性があります。
早めの対処が必要になるので、こちらの記事をご覧いただき、必要であれば開けた病院か皮膚科を受診してください。
4.それでもよくならない場合は病院へ!
ピアスの形状、長さを変えてケアをしていても改善しない場合は、ピアスを外すかお医者さんに診てもらうことをおすすめします。
何事も判断が難しい場合は早めに皮膚科がある病院へ行きましょう。
まとめ
軟骨ピアスは開ける前の準備の段階から意識して、正しいケアをしっかり行えばトラブルを引き起こしにくくなります。
みんなで素敵なピアスライフを送りましょう!