ピアスのキャッチが固くて取れない!種類別の外し方
はじめて使用するタイプのピアスを付け替えたい時、キャッチが固くてうまく外せない形状があったりしますよね。
ファッションピアスやボディピアスにはそれぞれ外し方のコツがあるので、家にある道具で簡単に外せる方法をご紹介いたします。
キャッチが外れない主な原因
ピアスの形によって原因が変わりますが、”指が滑って力を加える部分が分散してしまっている”という共通点があります。
つまりすべらないように固定できれば簡単に外れるのです。
ピアスのキャッチが外れない時に便利な道具
ペンチ(手芸・工具用)
ペンチは先端が細く掴む面が平らなものがおすすめ!
ギザギザしているタイプはシャフトを傷つける可能性があるため避けましょう。
指サックやゴム手袋などのラバー製品
100均などで買える指サックは固いネジキャッチを掴む時便利です!
持ち歩きをしたり職場で着け外しされる方はロッカーに置いておくこともできますよ。
ヘアピンやクリップ
出かけ先で緊急的に外したい時やペンチが無い時はヘアピンやペーパークリップが2つあれば代用できます!
お財布や小物入れに収納できるので持っておくとよいですよ。
オープンプライヤー(逆ペンチ)
CBRなどの幅を広げるオープンプライヤーというサイズ調整器具が便利です!
オープンプライヤーは逆ペンチとも呼ばれていて、持っているボディピアスユーザーさんも増えています。
ファッションピアスのキャッチの外し方
雑貨店やアパレルショップで購入できる細い軸・いわゆるファッションピアスを外す方法です。
バタフライキャッチの外し方(両側が巻いている形)
細いペンチやまゆ毛用の小さなハサミの先端を2つの穴に差し入れて、リングを外に広げる方法が一番簡単です。
モチーフ側を固定して軸が動かないようにします。
広げたキャッチは緩くなっているため、今後使用する前にペンチで挟んで調節してください。※ファーストピアスは使い捨てです。
ピアッサーのファーストピアスが外れない場合は外していい時期や状態についてもチェックしてみてください↓
バギーピアスのキャッチが外れない時(ワンタッチ遮断機型)
遮断機型のように細い軸のキャッチ部分がフープと一体型になったタイプは、本体を支えると簡単に外れます。
片方の指で耳の裏側の軸部分を耳に押し当てるようにして耳を摘まみます。
摘まんだ指で軸部分を動かないようにして、リングを下側に引っ張ります。
ボディピアスのキャッチの外し方
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ボディピアスはネジ式のボールキャッチやワンタッチセグメントリングなど様々な形状があります。
ワンタッチセグメントリングが固い時のはずし方
- ①ヒンジ部分を耳たぶに被らない位置へ移動させます
- ②リングにペンチの先端を入れます
- ③ペンチを開いて本体と外れる部分(ヒンジ)に分かれるように力を入れて開きます
ジュエルなど装飾があるタイプは装飾部分と無い部分に力が加わるように開く、というやり方です。
リング本体に二ヶ所つなぎ目があるので指でなぞって位置を把握しましょう!
(爪でカリカリひっかくとカーラーコーティングに傷がつく可能性があるので注意してください)
ペンチが無い時のワンタッチリングピアスの外し方
内径が小さいリングの隙間にペンチの先端が入らない場合やペンチが無い時の方法です。
小さいセグメントリングピアスをクリップで外す方法
- ①セグメントリングをクリップ2個を通します
- ②つなぎ目があるので、本体と外れる部分(ヒンジ)に分かれるようにクリップを移動させます
- ③両側に引っ張って開きます
※★の位置とはひとつ前に紹介した力を入れてほしい位置のことです!
小さいセグメントリングピアスをヘアピンで外す方法
- ①セグメントリングならつなぎ目があるので、耳たぶにかからない位置まで移動させる
- ②輪の中にヘアピン2本を入れます
- ③内側から外に向かって引っかけて開きます
ネジ式キャッチの外し方・ボールキャッチの回す方向は?
まず、ネジ式キャッチの回す方向は着ける時は右回しではずす時は左回しです。※ペットボトルのキャップを回す向きと同じなので覚えておきましょう。
ネジのボールキャッチが外れない時は、ペンチで軸(シャフト)か後ろ側のキャッチを動かないように固定しましょう。
キャッチが樹脂などの傷つきやすい素材は、強く掴んでしまうと破損する恐れがありますので当てぬのを間に挟んでください。
ペンチが無い時は、指サックが2つでも外せますよ!
キャプティブビーズリングが固くて外れない時(ステンレス製CBR)
CBRのボールがうまく摘まめない時は、リングの内側にペンチを挿し込んでシャフト両側に力が加わるようにリングを広げます。
リングを広げすぎないように少しずつ力を加えてください。
アクリルビーズリングが固くて外れない時(アクリルCBR)
カラフルなアクリル製のビーズリングはゲージが太く、キャッチのくぼみが深いと外しにくく感じます。
無理やり下に引っ張るのではなく、片側に寄せて斜め下にスライドさせるように動かすとうまく外れます!
トラガスのラブレットスタッドの外し方
トラガスがうまく外せない時は、シャフトがうまく固定できていない場合が多いです。
シャフトが回ってしまわないように、ペンチで耳の穴側からフラット面か軸を挟んで固定します。
表側のキャッチが固くて回らない場合は、もう一本ペンチを用意するか指サック・ゴム手袋など滑り止めの代わりになるもので掴んで回してみてください。
同じくフォワードヘリックスにラブレットスタッドを着け外し出来ない時はコチラ↓
どうしてもキャッチが取れない時は病院やピアススタジオへ!
稀にピアスの軸が変形やピアスホールのトラブルによって、自分で外せないことがあります。
その場合、開けてもらった病院の皮膚科やピアススタジオで外して、ピアスホールの状態も診察してもらいたい場合は病院をおすすめします。
まとめ
キャッチが固く外れにくいと焦って無理に引っ張ったりしてしまいがちですが、無理をするとピアスホールを傷つけてしまいます。
まずはピアスの形状を確認して、ネジやヒンジなどの外れる部分を確認してくださいね。
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