ピアッサーの失敗しない選び方と使い方!痛みを少なくするコツは?
自宅でピアスを開けられる専用器具として一般的に知られているピアッサー。
ピアッサーは簡単・安価・手軽なのが嬉しいポイントですが、みなさんは「ピアッサーの正しい選び方」はチェックされていますか?
ピアッサー選びのポイントとおすすめのピアッサーをご紹介したいと思います!
ピアッサーの失敗しない選び方とは?
ピアッサー選びは「ファーストピアスを選ぶこと」と同じで、大切なポイントがあります!
(※ファーストピアスがセットされていないタイプのピアッサーは除く)
ピアッサー初心者の方に注目していただきたい重要なポイントは下記の3つです!
- 開けたい部位にあったピアッサーを選ぶ
- 金属アレルギーに対応している素材
- 気に入ったデザインのファーストピアスが内蔵されているか
以上の3つのポイントを踏まえて、各部位に合ったおすすめのピアッサーをご紹介していきます♪
後述しますが「目立たないデザインのファーストピアスを選べばよかった!」逆に「もっと可愛いデザインにすればよかった!」などと、早く付け替えたくなったりしないように気に入ったデザインのファーストピアスを選んでおくことも重要なポイントです!
耳たぶ用ピアッサーのおすすめ
耳たぶに開けるなら”耳たぶ専用のピアッサー”の中から、太さ(16G or 18G)→素材→ファーストピアスのデザインの順で決めていきましょう!
★太さに迷ったら色んな種類のボディピアスを着けられる16G!
★少しでも痛みが心配な人は細めの18Gがオススメ♪
太さが決まったら、素材とデザインをチェックしながら好みの種類を選んでいきましょう!
はじめての耳たぶのピアッシングで痛みが心配な方には、シャフトが細い18G瞬間ピアッサーがおすすめ!
一番人気の金属アレルギーに強いサージカルステンレス製でシャフトの太さが18Gのタイプです。
スワロフスキー・エレメントというジュエルを使用したファーストピアスが内蔵され、長期間つけっぱなしでもかわいいですよ♪
先ほどの18G瞬間ピアッサーの純チタン製のタイプもあり、サージカルステンレスよりもチタン製素材を選びたい方にはこちらもおすすめです。
こちらもトップのカラーは13種類からお選び頂けます!
医師によって日本人耳に合わせて開発された耳たぶ用セイフティーピアッサーで、サージカルステンレス製で太さが16Gのタイプ!
ファーストピアスは狭い部位でも引っ掛かりが少ないフラットタイプやトップに誕生石カラーを使用したお洒落で上品なタイプもあります♪
先ほどの耳たぶ用セイフティーピアッサーと同じタイプの”純チタン製”で16Gのタイプもあります♪
人口石トップも選べてこちらはシャフトが肌馴染みの良いシャンパンゴールドで、完成までの期間を上品に過ごすことが出来ます。
軟骨用ピアッサーのおすすめ
ヘリックスなどの軟骨部に開けるなら”軟骨専用ピアッサー”で、太さが14Gのタイプを選びましょう!
こちらの軟骨用セイフティピアッサーは金属アレルギー対応の医療用ステンレス製で太さは16Gのタイプです。
トップに人口石が付いているものなど7種類から選べて、中には樹脂製の透明ピアス(シークレットピアス)が付いているタイプもあります!
軟骨部位は約半年~1年位はファーストピアスを外せないので、学校や仕事の規則でなるべくピアスを隠したいという人は透明のファーストピアスが便利です!
こちらも医療用ステンレス製で太さは14Gのタイプです。
滅菌パック入りなので衛生的に清潔なままピアッシング出来ます♪(パックは使う直前に清潔な手で開けてくださいね)
軟骨用セイフティピアッサーにも金属アレルギーが起こりにくい事で有名なチタン素材があります。
軟骨は耳たぶよりもトラブルを起こしやすいので、トラブルが心配な方はこちらもチェックしてみてください♪
舌ピアスや鼻ピアス・その他部位用のピアッサー
耳用以外の部位にも専用のピアッサーがあり、耳用と違ってセットされているファーストピアスの形状が違います。
こちらも金属アレルギーに強い純チタン製が多く、おすすめはコチラです!
こちらはへそ・まゆ用ピアッサーで主にへそピアスやアイブロウを開ける際に使用します。
ファーストピアスはカーブドバーベル(バナナバーベル)の形状の14Gで、素材は純チタン製。
こちらは唇用ピアッサーで、主にラブレットやリップを開ける際に使用します。
ファーストピアスは片面が平らになったラブレットスタッドという形状の14Gで、純チタン製。
こちらは舌用ピアッサーで主にセンタータンやタンエッジを開ける際に使用します。
太さは14Gでシャフトの長さは18mm、素材は純チタン製。
こちらは鼻用ピアッサーで主にノストリルを開ける時に使用するため、細めの18Gで金属アレルギー対応の純チタン製。
キャッチが無くても外れにくい構造で、人口石が使用されたファーストピアス内蔵。
ピアッサーを使用したピアスホールの開け方
以前にもご紹介したことがありますが、もう一度おさらいしましょう。
ピアッシングに必要なものを用意しよう
- ピアッサー(両耳開ける場合は2つ必要)
- 耳たぶと手を消毒するもの(消毒液)
- マーキングペン(マジックやアイライナー)
- 大きめの卓上鏡
まずピアッサーを開けたいホール数分の個数を用意します。
次に薬局などで購入できる消毒液か、ピアッサーと一緒に販売されているピアスホール専用の消毒ジェルを用意しましょう。
薬局の消毒液は液を耳に添付している時に垂れてしまうので、ジェルタイプの方がオススメです。
※先に耳を保冷剤などで冷やすと皮膚が硬く開けにくくなってしまう場合がありますのでオススメしません。
ピアッサーを使ったピアッシング手順
- 手と開ける部位を消毒します。
⇒開けた後化膿を防ぐため手をキレイに洗浄し、消毒ジェルを手と開ける部位に塗ります。
ピアッサーは抗菌されているので消毒しなくて大丈夫です。 - マジックで開ける位置を決めます。
⇒開けたい位置に印をつけた方がバランスがよく、開ける際も迷いません。 - ピアッサーで開けます。
⇒この時に角度は、開ける部位に対して垂直に!これが重要なポイントです。
斜めに開けてしまうと、穴の距離が長くなってしまうため傷が治りにくいです。
あてがう際はピアスの先端と耳の裏側(キャッチ側)もブレないようピッタリ皮膚につけること! - キャッチがセットされているか確認して完了
⇒キャッチの装着が甘い場合はカチッと音がするまで押し込みましょう。
③の手順で耳に近づけるとバネの音が大きく聞こえて怖く感じる人もいるかもしれませんが大丈夫です!
位置が決まったらボタンを押し、勇気を出して「グッ!」と最後まで一気に押し込んでください!
ガシャンと音がして、ピアスとキャッチが耳に装着されていれば完了です。
ピアッサーを使用する時の注意事項
※ピアッサーは再利用できません!衛生上使いまわさないようにしましょう。
※ピアッシングは医療行為ですので、必ずご自身の責任のもと行っていただきますようお願い致します。
ご使用前にはピアッサーに記載されている注意事項を必ずよく読み、理解した上で使用してください。
ピアッサーの使い方や軟骨ピアスの人気部位ヘリックス・トラガスの開け方はこちらの記事でご紹介しております!
ピアッサーと一緒に買いたい軟骨ピアスのおすすめ
\セカンドピアスにピッタリ♪/ なアイテムはコチラ!
セカンドピアスもサージカルステンレス製をオススメします♪
シンプルなサージカルステンレス製のボディピアスにはこのような種類があります。
ピアス初心者の人がホールの安定までに失敗するのは何故?
人からピアスホールが完成する前にホールの調子が悪い・炎症を起こしてしまった!なんて失敗例を聞いたことがありませんか?
完成までに失敗する場合があるのは、大きく分けて「ピアッサー選びの誤り」又は「その後間違った過ごし方をした」という場合が考えられます。
- 部位に合っていないピアッサーを使用した
- ピアッシングがスムーズに完了しなかった
- 不必要に触ったり服に引っ掛けたりしてホールトラブルを起こした
- 安定する前にファーストピアスから違うピアスに着け外しした
1つ目の部位に合っていないピアッサーと使用した場合は、硬い部位に細いゲージを使用して貫通しなかった、シャフトの長さが足りなかった、ピアスの形状が合わなかったなど、のちのトラブルに繋がる原因となります。
例えば軟骨に耳たぶ用の細いゲージのピアッサーを使用すると、硬くて貫通しなかったりシャフトが短くて皮膚を圧迫してしまうなどの失敗に繋がります。
また、ピアッサーはゲージが細い方が痛みを感じにくいと言われているので、太い必要がないのに軟骨用14Gのピアッサーで耳たぶを開けた場合は余計な痛みを感じたり皮膚への負担が大きくなります。
2つ目のピアッシングがスムーズに完了しなかった場合は、ピアッシングの際にバネを押し込む力が足りなかったり、部位に合っていないピアッサーを使用した際に起こります。
3つ目はピアッシングに成功した後、間違ったアフターケアを続けたりケアの時以外に不要に触ったりした場合に、ピアスホールに雑菌が入り炎症を起こすなどのトラブルを起こした場合です。
4つ目もよくある、安定するのを待たずにファーストピアスの着け外しをしてピアスホールの調子が悪くなった、などトラブルが起きてしまった場合です。
症状が酷くなってしまうと病院の診察が必要になったり、場合によってはホールを塞がなくてはいけなくなりますので、安定するまでは出来るだけ多くの知識を身に着けて清潔に・出来るだけ触らないようにすごしましょう。
★ピアッシング後によく読まれている記事はコチラ↓
■ピアスが安定するまでの基本的なアフターケア方法や安定するのに必要な期間などの紹介
■ピアスホールの洗浄や消毒の頻度などの紹介
■ピアスを開けたけどバイトや就活でピアスを隠さなくてはいけなくなった場合の隠し方・透明ピアスの紹介
まとめ
最後にピアッサーの選び方のおさらいをしましょう!
- 耳たぶ用・軟骨用・唇用・へそ用など、部位に合った種類、太さのピアッサーを使おう!
- 素材はサージカルステンレス・チタンなどを選ぼう!
- 気に入ったファーストピアスのデザインを選んでおく
ピアッサーはトラブルなく安心・簡単・清潔にピアスホールを開けて完成させることが目的として作られていますので、使い方にも正しい知識が必要です。
正しくピアッシングをして、楽しいファーストピアスライフを楽しんでください♪