ピアスホールを閉じたい!痕は残る?同じ場所に開け直しはできる?
様々な理由でピアスホールを閉じたくなった時、「ピアスの穴を閉じた後は痕が残るの?」「どのくらいで目立たなくなるの?」と思われる方も多いようです。
そこでピアスホールの閉じ方・閉じた後に開け直しは出来るのかについて詳しくご紹介していきます!
ピアスホールを閉じるなら早めに決断しましょう!
ピアスホールは開けていた期間が長いほど痕が残りやすくなるため、閉じる場合は出来るだけ早めに決断しましょう!
就職活動の求人先によっては痕があるだけで合否に関わる企業もあるので、夢や就活の妨げになったり、毎日のケアが難しい状況ならば潔く閉じてしまう方が良いかもしれません。
ただ、本当は閉じたくない!という方はこちらの記事もご覧ください↓
ピアスホールを閉じたら痕は残るの?
- しこり
- 赤茶の色素沈着
- 表面の凹みや膨らみ
- トラブルによる変形
一度皮膚を傷つけて穴を開けていますから、閉じた痕は残ります。
開けていた年月や状態によって長期的に残っていくものとだんだん薄れていくかがわかれます。
ピアスの穴に残ったしこりは放置して大丈夫?
ホールを閉じた場所を触ると芯のようなしこりが残っていると感じることがありますが、これは閉じる時にホール内にできた皮膚を表皮が閉じ込めたものです。
ほとんどの場合そのまま放置して害はありませんが、粉瘤(白く匂うニキビのようなもの)が溜まって炎症を起こすなどのトラブルを起こす場合もあります。
トラブルを起こしたりどうしても気になる場合は、病院で除去手術を受けることが可能です。
ピアスの痕はどのくらいの期間によって残るの?
3、4年前にホールを閉じた耳たぶはほとんどわからないくらい
ホールを閉じて10年たちますが、軟骨とヴァンパイアは残ってます
こちらも個人差はありますが、ピアスを着けていた期間が長ければ長い程、痕は残りやすくなります。
開けてすぐ閉じてしまえばわからないくらい痕は残りません。
ピアスホールの色素沈着
ピアスの穴に金属アレルギーによる炎症や肉芽・強くこするなどの負担を掛けると赤茶の色素沈着を残すことがあります。
眉、手首、指など耳以外の皮膚の表面に開けるサーフェイスピアッシングは長期間痕が残るこうとが多いです。
ピアスを引っ掛けてちぎれてしまったり自然に排除されて、ピアスが完全に体外から排除された場合は濃くなってしまいます。
スタッフがピアスの穴を閉じた痕【画像例】
耳のピアスの穴を閉じた痕(軟骨と耳たぶ)
まず①はフォワードヘリックスという軟骨部を、ニードルで開けて1~2か月以内に閉じた痕です。
安定する前だったので外して放置し2~3年経過しましたが、凹みなどもなく最初は濃かった色素沈着も目立たなくなりました。
②の耳たぶはピアッサーで開けて6~7年ほど毎日使用して閉じた痕です。
穴が広がってしまったこともあり写真にもはっきり写りますが、茶色くはなっていないので気にはなりません。
閉鎖して3年ほど経ちましたが触ると中にしこりが残っています。
口ピアスを閉じた痕
病院のニードルで開けたリップピアスに肉芽ができてしまい、ピアッシングから2~3ヶ月程度で閉じた痕です。
肉芽ができた穴にしては目立ちませんし人にも指摘されたことはありません。
強く吸う時に力を入れると周囲がひきつったような動きをしますが、こちらも周囲の方は気にならないようです。
改善できるトラブルか閉じる前に確認!
本当は閉じたくないけどトラブルなどで悩んでいる方は、閉じる前にホールを温存する方法がないか確認してみましょう。
- ①金属アレルギーで安定しない
→ピアスの素材を見直す - ②長期間トラブルで安定しない
→ピアスを外して完全に塞ぐ - ③少し位置が気に入らない
→着けるピアスを工夫する - ④排除傾向が出ている
→閉じて開け直す - ⑤仕事や学校の時だけ隠したい
→シークレットピアスを使う
こちらの選択肢は後程確認しますので、まずは自分の状況と照らし合わせて今後も隠して過ごせそうか、思い切って塞ぐか考えていきましょう。
また、就活やバイト先の規定でピアスを外す必要ができて、完成する前の無理な着け外しはホールの中を傷つけてしまいそれをきっかけに閉じなければいけなくなることもあります。
着け外ししなくてよいように、職種や学校によってピアスを着けて行ってもいいのか事前に確認するようにしましょう。
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ピアスの穴を閉じる2つの方法
- 時間が掛かって多少痕が残ってもいい・費用を掛けたくない
→自然治癒で塞がるのを待つ - 出来るだけ綺麗に早く治したい・費用が掛かってもいい
→病院で手術で塞ぐ
自然治癒で閉じるのを待つ
単純に言ってしまえば、外して今後一切そのホールを使わないのが最も簡単に閉じる方法です。
体に負担を掛けない代わりに時間が掛かり、自然治癒力にも限界がありますので綺麗に閉じない可能性がああります。
またアフターケアで清潔にしていない場合には化膿や感染症などにかかればそれらの痕も残るかもしれません。
病院でピアス穴閉鎖手術を受ける
出来るだけ痕を目立たなくしたい・早く確実に閉じたい人は、皮膚科や整形外科などで穴閉じの手術をするのが効果的です。
トラブルを起こした穴を治療しながら閉じることが出来、耳垂裂という皮膚が裂けてしまったようなホールも修復することができます。
デメリットとしてピアスの穴閉じ手術は健康保険適用外のため、ホールを1箇所閉じるのに5万~20万円程度と、ホールの大きさが大きいほど費用が高くかかってしまう点です。
“施術時間:30分
麻酔:局所麻酔、笑気麻酔
ダウンタイム:抜糸は1週間から10日、傷口は3ヶ月で目立たなくなります。
お薬:抗生剤、抗炎症剤
通院:抜糸のため1度来院の必要あり
副作用、合併症リスク:内出血、感染、腫脹、左右差、外反、ケロイド、不可逆的変化メニュー 内容:ピアス穴修正術
内容:ヘソ、耳(左右)、唇など対応します。
値段:¥7,7000”
まったく同じ場所にピアスの開け直しはできるの?
ピアスを開け直すことは可能ですが、閉じた場所から何ミリがずらした位置をおすすめします!
状態により前と同じ位置の皮膚組織が弱くなっていることがあり、お医者様から避けた方がいいと指示が出ることもあります。
固いしこりが残っているところに開けて感染症などをトラブルを起こす例もありますので、お医者様と相談されるのもおすすめです。
どれくらいの期間が経てばピアスを開け直しできるの?
安定する前のホールなら最低1~2ヶ月は待って傷口が治ってから開け直しましょう。
まとめ
ホールが塞がる期間に個人差が出ることや透明ピアスへの付け替えの注意点などもご紹介しました。
いざというときのためにピアスホールの閉じ方や隠し方は知っておいて、TPOに合わせてピアスを楽しみましょう!