ボディピアスとファッションピアスの違いは何?素材や用途紹介
実はピアスは大きく2種類にわかれていて、形状や仕様がそれぞれ異なることを知っていましたか?
今回はボディピアスとファッションピアスの違いについてご説明していきます。
ファッションピアスとボディピアスの違いとは?
まずはおおまかに二つの特徴を比べてみました!
- つけっぱなしにできる時間
- 金属アレルギー対応の素材か否か※
- キャッチの留め方や形状
ざっくり表すと素材と形状によって「つけっぱなしにできるピアスか否か」の違いがあるので、順に説明していきます。
ファッションピアスは基本耳たぶ用で外して寝るデザイン
ファッションピアスとは、耳たぶに着ける前提として作られている軸が細いピアスのことです。
- 耳たぶ用で軸が細い(20G~18G)
- 寝る時は外す前提
- モチーフのデザインが豊富
- 軸の形状はポストやフックタイプなど
- 金アレ対応ではない素材が多い
- 錆びや変色を起こしやすい※素材による
シャフトはフックやアルファベットのBのような形状のキャッチ(バタフライキャッチ)で留めるタイプが多いです。
形状などから寝る時は必ず外すことを前提として製造されていて、つけっぱなしには不向きです。
また、複雑なデザインの製造には真鍮などの合金素材が使用される為、安価なものは全体的に金属アレルギー対応ではない製品が多いです。
※24Kゴールドやシルバー素材は除きます。
ボディピアスは丈夫でつけっぱなしで寝られるデザイン
ボディピアスとは、軸に一定の太さがあり長期間つけっぱなしに出来るピアスのことです。
- 軸が太く耳の軟骨やボディにも装着可能
- お風呂や就寝時もつけっぱなしにできる
- 金属アレルギー対応の素材が多い
- 錆びや汚れに強い
安価なファッションピアスと違って金属アレルギーを起こしにくいとされているサージカルステンレスやチタンで作られています。
別名軟骨ピアスとも呼ばれ、ホールキープしたい部位や長時間ピアスをつけっぱなしにしたい時に嬉しい製品です♪
シャフト・キャッチ・チャームなは単体で購入できるため、自分に合ったサイズやオリジナルデザインなどに細かくカスタマイズすることが可能です。
ボディピアスは耳以外にも着けられる
ボディピアスは軟骨耳の軟骨だけでも10カ所以上に着けることができます。
また、耳の他にも鼻・口・へそ・まゆなど様々なところに着けることができます。
初心者さんが病院などでどの部位に開けたいかをスムーズに伝えるためには、まず部位の名称は知っておくことをおすすめします↓
つけっぱなしにおすすめのボディピアスの種類
ボディピアス中でも定番で使いやすい物をご紹介致します。
ボディピアスの定番アイテム「ストレートバーベル」
ストレートバーベルとは、最もシンプルな形状で幅広い部位で活躍するスタンダードアイテムです。
引っ掛かりが少なく耳たぶや軟骨・舌などのファーストピアスに最適です。


トラガスや口ピアスに最適「ラブレットスタッド」
ラブレットスタッドとは、シャフトの片側が平らな形状をしており、口周辺や舌・トラガスなどの狭い部位で活躍してくれるスタンダードアイテムです。
トラガスにラブレットスタッドを着ければ、つけっぱなしでイヤフォンも問題なく使用できます。
ボディピアスといったらこの形「キャプティブビーズリング」
キャプティブビーズリングとはリング型のシャフトにボールをはめ込む形状のボディピアスです。
CBRと表記されることもあり、ボディピアスといえばこの形を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
こちらも耳たぶや軟骨部をはじめ、口や鼻など様々部位に着用できます。
へそピアスやロックの定番「バナナバーベル」
バナナバーベルとはストレートバーベルをゆるくカーブさせた形状のボディピアスです。
カーブドバーベルとも呼ばれ、おへそやロックなどの排除されやすい部位に使用されます。
またサーフェイスピアッシングという皮膚の表面に開ける部位なでも活躍します。
へそピアス用のバナナバーベルはモチーフの大きな方が外れずシャフトと一体型の仕様となっています。
愛用者さんも多い「サーキュラーバーベル」
サーキュラーバーベルはバーベルを円形にし両端にキャッチが付いた形状のスタンダードアイテムです。
キャッチがネジ式なのでCBRなどのはめ込み式キャッチが苦手な方からも人気の高いアイテムとなっています。
耳たぶ・軟骨部、内径の大きなものはホールやプラグに通すホールトゥスタイルにもオススメです。
そのほか口ピアスにも使用されることが多く様々な部位で活躍してくれるアイテムです。
キャッチを失くす心配無し!「ワンタッチセグメントリング」
セグメントリングとは、ボールキャッチをはめ込むビーズリングと違ってリングの一部が外れる構造になっているタイプです。
シンプルだからこそ”飽きずにずっと使える!”と人気が出てきています。
引っ掛かりが無く着脱が簡単なためダイスやロック、トラガスなどの狭い部位にも着けられます。
ボディピアスのゲージとはどこのサイズ?
ゲージとはボディピアスのシャフトと呼ばれる耳のホールに通す部分の太さのことで、省略して「G」と表記されることがあります。
装着する部位に適したものやピアスの種類などによって太さが変わります。
ファッションピアスを愛用されている方には聞きなれない単語かもしれませんが、1番細いものは20G、太いもので00Gまであります。
一般的なファッションピアスと同じ太さの18Gは約1.0mm、基本的なボディピアスの太さの16Gは約1.2mm、軟骨ピアスに多い大きさの14Gは約1.6mmというように、数字が小さくなるほど実際のサイズは太くなっていきます。
18G/ 約1.0mm |
一般的なファッションピアスは20G~18Gです。 ボディピアスを楽しみたい場合はもう一つ大きい16Gが開いている方がよいでしょう。 |
16G/ 約1.2mm |
多くの耳たぶ用ピアッサーに使われている太さで、ボディピアスはこのサイズが多く販売されています。 豊富なデザインのボディピアスを楽しみたいならこのサイズをキープしていればOK。 |
14G/ 約1.6mm |
軟骨用ピアッサーに使われている太さで、耳たぶ以外の軟骨部などのホールはこのサイズをキープしていると安定しやすいといわれています。 |
12G/ 約20mm |
ここからがラージゲージと呼ばれる基本的なボディサイズよりワンサイズ大きいものになります。 |
ボディピアスの内径とはどの部分?
内径とはボディピアスのシャフトと呼ばれる耳に通す部分の長さのことです。
耳の形・大きさ・厚みは個人差があり、開けている部位に合ったサイズや種類を選ぶ必要があります。
開けて間もないホールや安定しておらず腫れる可能性のあるホールにはトラブルを避ける為に余裕を持った内径のものを着用しましょう。
6mm | 軟骨ピアスの中で最も多くの方に愛用されている内径。耳たぶや軟骨の厚みが薄め~普通の人向け。 ピアスホールの状態が安定していて、ピッタリめに付けたい人向けのサイズ。 |
8mm | ファーストピアスに人気のサイズで耳たぶや軟骨の厚みが普通~厚めの人向け。 腫れる可能性のあるピアスホールやゆとりをもって着けたい方向けのサイズ。 |
10mm | ファーストピアスに人気のサイズで耳たぶや軟骨がの厚みが厚めの人向け。 こちらも腫れる可能性のあるピアスホールやゆとりをもって着けたい方向けのサイズ。 |
12mm | 舌のファーストピアスに人気のサイズ。 舌ピアスには10mm、12mm、14mmがよく使用されています。 |
ファッションピアスやボディピアスを開ける道具について
ピアスを開ける時のトラブルを避けるために、正しい知識を身に着けておきましょう!
- 自分で開ける(器具:ピアッサー、ニードル)
- 病院で開けてもらう(器具:ピアッサー、ピアスガン、ニードル)
- ピアススタジオ(器具:ニードル)
自分で専用器具(ピアッサーやニードル)を購入して開ける
今後ファッションピアスを楽しみたい場合は20~18Gの耳たぶ用ピアッサーでピアッシングします。
軟骨部に開ける場合や耳たぶにもボディピアスを着ける場合は16G~14Gのピアッサーかニードルを使用します。
軟骨用ピアッサーで開けることが出来ない複雑な形の部位には基本ニードルのみの使用となります。
自分で開ける場合は一瞬で穴あけできるピアッサーか、細かい角度の調整が出来るニードルを使用しますが、ネット通販には違法なニードルが出回っておりますので日本製の滅菌済みニードルを購入するようにしましょう。
★ボディピアス凛では指定管理医療機器の認証を取得した、日本製のピアス屋さんが作ったニードルを販売しております!
ピアッサーとニードルのどちらがいいかについてはコチラの記事を参考にしてください↓
ピアスは皮膚科、美容外科、耳鼻科などで開けてもらうことができます。
病院によってはピアッシングを行っていない所もありますので、事前に調べてから予約しておきましょう。
病院でのメリットは清潔に穴があけられるのが一番のポイントです。
セルフピアッシングでは開ける角度が難しい箇所もありますし、時間をかけ過ぎてしまうと痛みを伴うことがあります。
自分で開けるのが不安な方や金属アレルギーの相談などをしたい方は少々費用がかかりますが、病院での施術をおすすめします。
まとめ
種類やつけ方がたくさんありすぎて迷いますが、自分の好みやライフスタイルにあったピアスを見つけるのもボディピアスの醍醐味です!
是非ぴったりのアイテムを見つけて、充実したボディピアスライフを楽しんで下さい♪
★消毒や洗浄の頻度はこちらの記事でもご紹介しております↓
この記事を書いた【ボディピアス凛】の公式通販サイトをCHECK★


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