基本的なピアスの開け方とアフターケア【ピアッサーのピアッシング手順】
高校卒業!社会人になった!20歳の誕生日にピアスデビューをする時、何から準備すればいいのかわからないことが多いですよね。
どうやって開けるのか、腫れないか心配…ファーストピアスはどんなものを選べばいいの?など気になることがたくさん!
ピアス初心者さんのヒントになるよう、基本的な前準備やアフターケア方法をご紹介します。
ピアスはどこで開けたらいいの?
ピアスを開ける方法は大きく分けて3通りあります。
ピアッサーなどの専用器具を購入して自分で開ける
自分で開ける場合はピアッサー(ピアス穴を空ける際に使用される穿孔器)か、ニードル(中が中空になった注射針のような形のツール)を使用します。
ピアッサーの値段は種類や素材により違いがあり約1000円~3,000円程度で、ボディピアス販売店や薬局・量販店、インターネットで購入が可能です。
日本で販売されているピアッサーの多くはファーストピアスが内蔵されているので、別途用意するものが少なく初めての方でも使いやすいツールとなっています。
ニードルはピアッサーと同じようにどこでも売ってる?
ニードルは厚生労働省の認可が降りたものでないと日本では販売することができす、それらのメーカーのネット通販やボディピアス取り扱い店舗などで購入する必要があります。
ピアッサーと違い購入できるお店が限られている為、ピアッシングの予定を立てているなら前もって購入しておく必要があります。
★ボディピアス凛では「はじめてのニードル」という指定管理医療機器の認証を取得した、日本製のピアッシング用ニードルを販売しております!
病院でピアスを開けてもらう
ピアスは皮膚科、美容外科、耳鼻科などで開けることができます。
病院なら清潔な場所・器機で穴が開けることができ、金属アレルギー対応素材のファーストピアスを選べたり、アフターケアについて聞くことができます。
料金は病院によって異なり、耳たぶであれば2500円前後、ヘリックスであれば3,000円~5,000円位のところが多いようです。※病院により別途費用が掛かる場合があるため、HPなどで確認しておきましょう。
ピアッシングは保険適用外であり、別途麻酔を希望する場合は更に料金がかさみますが、自分で開けるのが不安な方・アレルギーなどの体質の相談をしたい方は、病院での施術をおすすめします。
ピアススタジオで開けてもらう
病院ではピアッシングを行っていない部位もありますが、ピアススタジオではいろんな部位で開けてもらえることができます。
ほとんどのピアススタジオでは穴あけにニードルが使用されているそうです。
麻酔の必要が無く、ピアッサーよりも負担を少なく開けたい・細かい位置の相談がしたいという方は病院よりもピアススタジオを選択されることが多いようです。
ファーストピアスは各お店が用意しているジュエリーを購入する必要があり選んだ種類にもよりますが、ヘリックスでもおおよそ6000円~10000円程度と病院より高価な費用がかかります。
ピアッサーはどうやって選ぶの?
いろんな種類があるピアッサーの中から自分に合うピアッサーを購入する必要があります。
ピアッサーとは、穴を開けるスライダーを押し込むと同時にファーストピアスとキャッチが装着される仕組みになっている使い捨ての専用器具(単回使用穿孔器)です。
- どの部位専用のピアッサーか
- ファーストピアスのサイズ(ゲージ)
- ファーストピアスの素材
- ファーストピアスのデザイン
どの部位に必要なピアッサーか・専用ピアッサーを使おう!
ピアッサーには耳たぶ用・軟骨用・唇用・眉用・へそ用・鼻用など各部位に適した専用のタイプがあります。
それぞれの部位の形状や必要な針の太さがあり、合っていないものを使用するとピアッシングに失敗する可能性がありますので、必ず開けたい部位専用の種類を購入しましょう!
ファーストピアスのサイズ(ゲージ)
ボディピアスにはゲージというピアスの太さの単位があり、ボディピアス販売店などではGと表記されています。
一般的に開けたばかりのピアスホールは、耳たぶには16G(太さ1.2mm)、軟骨なら太めの14G(太さ1.6mm)を使用するとトラブルが少なく安定しやすいとされています。
耳たぶのピアスの穴をあまり目立たせたくない、太い針で開けるのが心配…という方向けに18Gという細いタイプも販売されています。
シャフト(耳に通す軸の部分)の長さは、基本的には腫れることを考慮して8mm~10mmのものがセットされています。
ファーストピアスの素材
ピアッサーには金属アレルギーを起こしにくいとされ、汚れなどにも強くお手入れしやすいサージカルステンレス製やチタン製のファーストピアスがセットされています。
素材はかなり重要で、ピアスホールが完成するまで数週間から数か月は着けっぱなしになるものですから、トラブルを起こしにくいものを選びましょう!
ファーストピアスのデザイン
ピアスホールがしっかりできるまでファーストピアスはつけっぱなしで外せないので、デザイン選びは重要です!
- 長期間着けていても「かわいい!」と思えるデザインを選ぶ
- 形状・太さ(ゲージ)などのサイズをは合ったものを選ぶ
- 目立たない方がいい人はシンプルなデザインを選んでおく
「金属アレルギー対応で早く外したくならないデザイン」が選ぶ基準です。
安定していないのに早くセカンドピアスに付け替えたくてピアスの交換や着脱をしてしまうのはトラブルに繋がりやすいです!
トップにカラーの誕生日石ジュエルがついたものや星の形をした可愛いデザインもありますので、素材と合わせて気に入ったものを探してみてください。
金属アレルギーの方やどうしてもファーストピアスがバレたくないという人は、樹脂製(透明)を使用した素材のファーストピアスのタイプもあります。
しかし、樹脂は完全に除菌することが難しい為、自分の体質や生活状況を踏まえて、ピアッシングをすること、ファーストピアスの素材は慎重に選びましょう。
基本的なピアッサーの使い方・耳たぶやヘリックスに開ける手順
ピアッサーを耳たぶ(イヤーロブ)とヘリックスの軟骨部分に使う時の手順をご紹介します。
- ピアッサー(両耳開ける場合は2つ必要)
- 消毒液または拭き取り用アルコール
- 清潔なコットンまたはティッシュ
- マーキングペンまたはアイライナー
- 鏡
ピアッサーの次は、薬局などで消毒液を購入しましょう。
薬局などで販売されている消毒液か、ピアッサーと一緒に売っているピアスホール専用のジェルタイプの消毒液があります。
基本的なピアッサーのピアッシング手順
種類によって、多少使い方が違う場合があるため、よく説明書を読んでおきましょう!
- ①手と耳たぶを消毒します。
⇒開けた後化膿を防ぐため手を入念に洗い、消毒ジェルを手と耳たぶに塗ります。ピアッサーは滅菌パックに入っているので消毒の必要はありません。 - ②マジックで開ける位置を決めます。
⇒ピアッサーをセットすると位置が見えにくいので、印をつけることをおすすめします。様々な角度から見て確認しておきましょう。
- ③ピアッサーを滅菌パックから出して、開ける位置の皮膚に対して垂直になるようにセットします。
⇒「ピアッサーは耳たぶに対して垂直に!」斜めに開いてしまうと、穴が長くなってしまうため傷が治りにくいです。 - ④位置が決まったらスライダーを一気に最後まで押しきります。パチッと音がしたらピアッサーを外して、キャッチがしっかり装着されているか確認して完了です。
★下記の動画は18Gの耳たぶ用ピアッサーを使用した開け方の手順になります。
使用されているピアッサーはコチラの商品です。
★下記の動画は18Gの軟骨用ピアッサーを使用した開け方の手順になります。
使用されているピアッサーはコチラの商品です。
自分の開けたい位置にあったピアッサーを選びましょう♪
その他部位のピアッシングについて
軟骨の部位によってピアッシング方法が異なりますので、他の記事を参考にしてみてください↓
ピアスを開けた後は安定するまで安静に過ごす
ピアスホールが安定するまでファーストピアスは外せません。
耳たぶよりも軟骨ピアスの方が完成まで時間がかかるため、耳たぶなら最低でも外せるのは4~6週間、軟骨部なら1ヶ月~3ヶ月位後です。
開けた直後は非常にデリケートなのでピアスホールが完成するまでは、一日一回は必ずアフターケアを行い、引っ掛けそうな服装やプールは控えましょう。
ファーストピアスはホール完成するまで外せない
●ファーストピアスって?
ピアッシングを行った後、ピアスホールを完成させるために部位ごとにに必要な期間装着したままにしておくピアスのことです。
開けたてのホールは傷と同じ状態なので、ピアスホールを着けておくことで穴の内側にも皮膚を作るのです。
いわばピアスホールを作る準備期間ですね。
ピアスホールが未完成の状態で着け外しをしてしまうと、せっかく開けた穴がふさがってしまうこともありますので、焦らず気長にホールが完成するのを待ちましょう!
●素材とポストの長さが重要!
まだ完成していないホールはトラブルが起こりやすいので素材が重要になってきます。
通常であれば医療用ステンレスが多いです。少しでも金属アレルギーが気になる方は純チタン製がいいでしょう。
また、開けたばかりのホールは腫れる可能性があるのでポストは長めのものを使用するのがオススメです。短すぎると消毒もしづらいので注意!
一日一回はピアスホール綺麗に洗いましょう!
開けてから安定するまでの間はなるべくホールを触らないようにして、清潔さを保ちましょう!
詳しい洗浄方法や消毒液を使ってもいいのかはこちらの記事をごらんください↓
ファーストピアスはケア以外の時触らないのが鉄則!
ピアスホールの完成を遅らせる原因の一つは手で触ること!
日常生活の中で手には雑菌がいっぱい!「不必要に触る・ケアを怠る・引っ掛けたり負担を掛けてしまう」これは出来るだけ避けてください!
- ピアスホールの完成が遅れる!=完成が遅れると痛くなったり気になる期間が長引く
- トラブルが長引く=ピアスホールに色素沈着が起き綺麗なホールにならなくなる
- 長引いた期間=セカンドピアス(可愛いピアス)に付け替えできない
最後に
アフターケアは人によって症状違うため、ケア方法も異なるので、自分にあった方法があるはずなので、一番安全な方法で行ってください。
清潔に過ごして綺麗なピアスホールを完成させましょう♪
綺麗に完成したらこんなかわいいピアスもたくさんありますのでネット通販で探してみてくださいね!