コルセットピアスとは?痛みや開け方・作り方は?
素敵な写真などで見かけたこのスタイルはなんていうの?と思っている人も多いピアス!
今回はゴシック・メルヘンコーデの憧れ「コルセットピアス」についてご紹介していきます。
※この記事では、上級者向けの部位の紹介・痛々しいと感じるお写真の掲載がありますので、閲覧は自己責任の上行ってください。
コルセットピアスとは?
コルセットピアスとは、トンネルやリング状のピアスを体の部位に幾つか取り付け、そのリングの穴にリボンや紐を通してコルセット状に結んでいくタイプのピアスです。
二列左右対称で開けられ最低四か所以上開けて、リボンや紐で体を美しく縛ります。
写真やSNSで見かけることはあっても実際にやっている人はほとんど見かけないスタイルですよね。
最近は耳や首にシールで貼り付けていたりストッキングや服についているデザインで再現している、という場合もあるようです。
コルセットの名称について
コルセットピアスとは、ウエスト部分から取り出された紐やリボンを締め付ける事によってウエストを細くする女性用ファウンデーション(矯正下着)「コルセット(corset)」が由来となっております。
コルセットデザインは近代ではロリータファッション・ゴシックファッションのワンピース等にも取り入られており、特にコルセットピアスは著名人や有名人がSNSで投稿している注目度の高い魅力的なデザインピアスとなっております。
日本を代表するロリータのメゾンブランド・BABY,THE STARS SHINE BRIGHTのモデルも務めた土屋アンナさんや、青文字系モデルの憧れの存在深沢翠さんが雑誌等で着用されているロリータブランドワンピースもウエストや胸元がリボンコルセットを模したデザインになっています。
コルセットピアスの部位について
コルセットピアスは、本来背中側の配置でしたが、最近では首回り・胸元・背中・腕・脚といった肌を露出させやすい箇所を装飾するピアス、ととらえるのが多いようです。
皮膚を反対側まで貫通させるものとは違い、皮膚の表面に開けるサーフェイスピアッシングとなります。
コルセットピアスは痛みは強いの?
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耳たぶのホールを繋ぐ場合は、時間を掛けて拡張する必要がありますのでその際に痛みを伴います。
背中や腕の場合は、表皮を深くえぐるように複数個所開ける必要がありますので、開ける際は仕方がないとしても服に擦れたり引っかけたりしやすいため安定するまでは違和感を感じる可能性が高いです。
しかし身体に数回ピアッシングをする為、ご自身で行う場合は計画的に行うことをオススメします。
背中のコルセットピアスは開けた状態で寝られるの?
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開けた本人でないと違和感や痛みはわかりかねますが、マイクロダーマルを埋め込んで普段はフラットタイプ、お出かけの際だけキャプティブビーズリングのトップに付け替えるという方法ならば、少々違和感が緩和されるかもしれません。
ただし、プロの施術が必要・付け替えが難しい・もしトップの紛失があった時すぐ型の合うピアスが購入しにくい、といった注意点があります。
コルセットピアスはどこで開ける?病院?自分で?
まず自分で見えない部分に美しい配置で開けることは困難なため、病院やピアススタジオで開けてもらいましょう。
ピアス同士の位置やシャフトを通せる長さも重要になり、失敗してしまうと痕が残ったりリボンや紐を通せなくなってしまうので、マーキングやカウンセリングを慎重に行ってもらう必要があります。
しかし病院(美容外科)でも特殊な施術に慣れていない可能性があったり、マーキングから穴あけまでの施術時間もかなりかかることが予想されます。
そのため、費用や穴あけが可能か電話などで相談の上で利用を考えてみてください。
※ピアススタジオの利用は自己責任で行ってください。
コルセットピアスの開け方
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マーキングの注意点
どうしてもセルフで開けてみたい場合、事前に着ける予定のピアスを用意しておいて、大きさやホール同士の感覚を十分把握してからマーキングするとよいかもしれません。
背中に開ける場合、アイレット(服飾品のコルセットの紐を通す部分の位置やデザインを模倣して印をつけます。
また、真っすぐなライン上に開けることも重要ですので、メジャーやものさしで直線ラインもマーキングしておき、その上にピアスを当ててシュミレーションするのもよいでしょう。
複数のホールを開ける必要があるため、一つ一つのホールの完成には時間がかかります。
サーフェイスピアッシングのリスク・排除
表皮に開けるピアスはあくまで一時的なものでホールをキープできる期間は短いです。
あまりにも多くのピアスホールを一度に開けてしまうと、すべてのホールをうまくケアできずトラブルが起きやすい可能性もあるので十分注意してください。
コルセットピアスにオススメのボディピアスは?
コルセットピアスのリボンを通すにはリング系のピアスに通すか、耳たぶなどにラージゲージのホールが開いてる必要があります。
プラグなどのフレア部分が分厚いタイプよりもシングルフレア・ダブルフレアなどの形状ならリボンが通しやすいですよ♪
コルセットピアスはハードルが高い!って思う方は?
背中や首に開けるコルセットピアスは一度に複数ピアッシングを行うため、『ハードルが高い!』と考えてしまう方も少なくないかと思われます。
こちらでは気軽に簡単に楽しむ方法をご紹介します。
リングピアスにリボンを通してコルセットピアス風に♪
耳たぶのリングタイプやホールピアスにリボンを通すことで、いつもと違った印象を作ることが出来ます。
リボンや紐のセレクト次第で簡単にアレンジ出来るので初心者の方にもおすすめです♪
クロスしたリボンのような編み上げデザインのボディピアスもありますよ!
イヤーロブ3連ホールトゥでコルセットピアスに
コルセットピアスは一般的に背中のイメージがありますが、耳にラージゲージが開いている方にはホールトゥでリボンを通してもコルセットピアスを楽しんでいただけます。
画像で4Gと2Gのホールに細めの紐を通したように、ご自身のホールにあった細さのリボンを選んでくださいね!
コルセットピアス風のストッキングで雰囲気を味わう!
【Corset piercing /Red】
“可愛くなる為の痛みなんていらない”
コルセットピアス風ストッキング
→販売まであとxx日…♡♥︎ #CuLLt pic.twitter.com/mpbnTo2hx6— CuLLt△YuRI_Yumetsuki (@_CuLLt) April 2, 2016
主に脚の部分となりますが、最近ではコルセットピアス風のストッキングが市販されています。
素肌に近い色のストッキングであれば、コルセットピアスに近い雰囲気を楽しむことが出来ますよ。
シールで貼る開けないコルセットピアスの作り方
コルセットピアスの雰囲気を味わいたい方やオリジナルのコスプレで雰囲気を味わいたい方は、手作りピアスを作ってみましょう!
基本となるピアスはCBR(キャプティブビーズリング)かワンタッチセグメントリングという定番のボディピアスがオススメです!
定番のリングのボディピアスを複数用意してリボンを通し、肌色のテープで貼り付ければ実際にピアスホールを開けていなくても再現が可能です。
凛のHPならリーズナブルなお値段で購入できますので、予算を気にされるコスプレイヤーの方にもお気軽にご購入いただけます♪
ボディピアスは偶数で最低6個以上を繋いで、写真はSNSなどにアップする前にテープの部分を補正してみてくださいね。
コルセットピアスのアフターケアについて
ピアスホールのアフターケアに関しても、基本は一般的な洗浄方法と同じで清潔に保つことが重要です。
面倒に感じるかもしれませんが、シャワーを浴びる前にリボンなどの装飾品は外してから、ホールの周囲をよく洗い流しましょう。
背中など自身で見えにくい位置に開けた場合、炎症や肉芽が出来ていないか確認が難しい為こまめなメンテナンスが必要です。
基本的なホールの洗浄方法はこちらの記事を参考にしてみてください。
コルセットピアスまとめ
ある程度ホール数が開いていたり、開ける前に計画的にホールの位置を計算している方が望ましいスタイルではありますが、拡張していなくてもCBRなどに通して雰囲気を味わうことはできます。
興味のある方は、ちゃんとしたピアススタジオの方に相談して開けてみるのもよいかもしれませんよ。