インナーコンクの開け方解説!痛みの強さはどのくらい?
インナーコンクの開け方解説
人気が出てきている軟骨ピアス“インナーコンク”の開け方や痛み・おすすめのファーストピアスなどについて詳しくご紹介していきます♪
インナーコンクピアスとは?位置はどこ?
インナーコンクとは、耳の内側の耳甲(じこう)という凹んだ軟骨部分に開けるピアスの名前です。
耳の形を巻貝に例えてこのような名称がついたようです。
耳の中央にピアスを着けることでコーディネートのバランスがとりやすくなり、近年開ける人が増えてきた人気の部位です。
インナーコンクの開ける位置の選び方
平たく大き目のモチーフキャッチを着ける場合
インナーコンクに平たく大きなキャッチが着けるなら、縁から内側寄りの位置に開けておくのがおすすめ!
画像のようにお花や蝶々など平面のモチーフは、位置は内側寄りの内側で角度は耳に対して垂直気味にホールを開けるときれいに見えます。

リングピアスも着けたい場合
ストレートバーベルと併用でリングピアスも着ける場合は、耳の縁から10~12mm程度の位置がおすすめです!
大きなモチーフを着けるときと違って、内側になりすぎないように着けたいリングが届く範囲で開ける必要があります。
デザインリングは大きくても内径が12mm程度までの製品が多いため、それより内側に開けてしまうと必要なリング内径がかなり大きめになってしまいます。

リングが着けやすい位置に開けると、今度は耳を見たときモチーフが横を向いてしまいがちです。
どの角度からもきれいに見せたい場合はパヴェやパールなど角度に影響されない立体的なモチーフがおすすめです。

インナーコンクを開けるなら病院のニードルがおすすめ!
インナーコンクはピアッシングの瞬間とその後に強い痛みを感じる方が多い部位ですが、少しでも和らげるなら手慣れた方に素早く綺麗に開けてもらうべきです。
また、着けたいピアスにより位置や角度を計算する必要がありますので、位置を相談と麻酔の使用できる病院を探すのがおすすめです。
※ピアススタジオでも開けてもらえますが麻酔の使用ができません。
開ける時に使用する器具(ニードル、ピアッサー、ピアスガン)や金額は病院によって様々で、また麻酔を使用出来るところもあるので、痛みが気になる方は合わせて問い合わせてみてください。
こちらのふじた形成外科・皮膚科クリニックさんのブログにてインナーコンクの施術解説が紹介されておりますので参考にしてみてください。
インナーコンクを自分で開けるのは難しい?
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セルフピアッシングはニードルとピアッサーで開けることが出来ますが、ピアッサーで開けるのは位置や厚み的に難しいです。
他の軟骨ピアスと基本的な開け方は同じですが、人によっては腫れがひどい場合があるので、気持ち長めのピアスをいれるようにしましょう。
ご自身が着けたいピアスのデザイン、やりたいコーディネートによって開ける位置も違ってきますので、プロにお願いした方が良いのか熟考してみてください。
インナーコンクにピアスをつけたままイヤホンを使える位置
専門的な言葉で言うとダイスを開ける耳輪脚という真ん中の筋を境に、上側を耳甲介腔(じこうかいくう)・下側を耳甲介艇(じこうかいてい)といいます。
上側のくぼみの外側寄りに開けておけば比較的邪魔になりにくいはずです。※画像の黄色い付近
普段イヤホンを使われる方はマーキングの際に、いつも使っているイヤホンを実際に着けてみて、取り外しの邪魔にならない位置に印をつけるのがおすすめです。
インナーコンクの開け方【ピアッサー編】
※インナーコンクをピアッサーで開けるには注意点が多いため、後程記載する注意点をよく確認するようお願い致します。※
【必読!】ピアッサーで開ける時の注意点
- ピアッサーは希望の位置に開けることが出来ない可能性があります。
- 皮膚にピッタリつけてブレないようにするのは非常に難しく、ニードルほど細かい角度の調整ができません。
- ピアッサーに内蔵のファーストピアスでは、長さが足りない人がいます。
- 無理をせずニードルを使用するか、施術に慣れている病院で開けてもらうことを推奨します。
- 軟骨用ピアッサー
- 消毒液
- マーキングペン
- ティッシュやコットン
インナーコンクをピアッサー開ける手順
手順とポイント | |
STEP1 | 手は事前に清潔にして開けたい部分を消毒します。 ※ピアッサーによって手順が違うため、説明書をよく読んでおきましょう。 |
STEP2 | 開けたい位置にペンで印をつけます。 ※イヤホンを使用したいか、どういったピアスを着けたいかで決めましょう。ピアッサーの場合はあまり内側には開けることができません。 |
STEP3 | 印に合わせて耳の裏面と針先を希望の位置にあてがいます。 ※位置がブレないよう裏面表面共にぴったりとつけます。裏面を着けてから針が皮膚に当たるギリギリまでピアッサーを押しておく。 |
STEP4 | 最後までバネを押し込み穴を開けます。 ※インナーコンクの軟骨は硬いため躊躇したり押し込む力が弱いと、貫通しきらずに途中で止まる可能性がありますので、思いきって最後まで押し込んでください。 |
STEP5 | ファーストピアスとキャッチが装着されれば完成です! キャッチが奥まで装着されていない場合は押し込んでしっかり装着しておきましょう。 |
インナーコンクの開け方【ニードル編】
- ニードル
- ファーストピアス
- マーキングペンかアイライナー
- 軟膏(チューブタイプがオススメ)
- 消毒液
- コットンやティッシュ
- 消しゴム、またはコルク
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ニードルでインナーコンクを開ける手順
手順とポイント | |
STEP1 | 開けたい位置に水溶性のペンかアイライナーで印をつけます。 ※イヤホンを使用したいか、どんな大きさのピアスを着けたいかで決めましょう。 |
STEP2 | ニードルの先を軟膏のチューブに入れ、内側と外側に軟膏が付いた状態を作ります。 ※潤滑剤兼ニードルの筒の中を伝って血が出るのを防ぐためです。 |
STEP3 | 位置が決まったらニードルをゆっくり刺し、問題がなければ耳の裏側に消しゴムを当てて刺し進めます。 できるだけ皮膚に対して垂直になるように挿し、裏側が耳の内側になりすぎないように注意しましょう! |
STEP4 | 貫通したら、角度や深さが希望通りか確認します。 ※前下がりの角度だと今後ピアスのモチーフが下向きになってしまいます。 |
STEP5 | ニードルの末端の穴にファーストピアスのシャフトをあてがい、キャッチを押しながらニードルを引き抜きます。 ※接続の失敗を防ぐため、シャフトがニードルから抜けないよう注意しましょう! |
STEP6 | ホールにファーストピアスが装着され、キャッチをしめれば完成です! ※ネイルが長い人は、ゴム手袋か指サックがあると便利です。 |
インナーコンクの安定・完成期間
インナーコンクは軟骨の部位の1つなので第1治癒が約3ヶ月程度、第2治癒は半年程度の期間となります。
個人差がありますので人によっては期間が前後する場合もございます。
開けたあとの洗い方やアフターケアについてはこちらを参考にしてください↓
インナーコンクのファーストピアスのシャフト
ファーストピアスには、シンプルなサージカルステンレス襟のストレートバーベル・太さ14Gがオススメです。
大きく腫れることを考慮して、皮膚の厚み+2mm〜4mm程度のものを選びましょう。
※他の部位より大きく長い期間腫れる可能性があるため8mmから10mmがおすすめです。


インナーコンクの痛み!リンパが腫れたときはどうする?
開ける道具やテクニックにもよりますが、耳たぶに比べて痛みを強く感じる人が多いです。
ピアッシングの瞬間よりも、あとの数日間が大きく腫れてホールが熱を持ったり痛みを感じやすいです。
おおよそ3日〜5日程で落ち着くようですが、稀に首のリンパまで腫れたり痛みが長引くようであれば、マッサージをしたり周辺をタオルにくるんだ保冷剤で冷やしてみましょう。
ピアスが埋まりそうなほど腫れた場合は、適切な長さのものに付け替えるか病院でケアをしてください。
まとめ
開け方は角度や位置が重要なこと・人により痛みが強いこともわかりましたね。
軟骨部分のピアッシングは完成までに時間がかかりますが、人とは違ったピアスコーデを楽しむことができるので是非参考にしてくださいね♪
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