ピアスのトラブル8選!原因と正しい対処法を徹底解説
ピアスホールのトラブルで悩んでいませんか?
セルフピアッシングだけでなく、病院でピアスを開けた後も過ごし方を間違うと、トラブルや症状の悪化につながります。
特に軟骨ピアスは耳たぶよりも治りにくく適切な対応が求められるので、本記事ではピアスに関する代表的なトラブルとその正しい対処法を詳しく解説します。
今トラブルに悩んでいる方も、未然に防ぎたい方も、ぜひ参考にしてください。
ピアスホールのよくあるトラブル8選
- 炎症・かぶれ
- 化膿
- しこり・肉芽
- 粉瘤
- 長期的な出血や痛み・ケロイド
- 埋没・埋まる
- 耳たぶが避ける・耳垂裂
これから紹介するどの症状も綺麗に治療したいなら早めに対処すること!
時間が経つにつれ、家庭での民間療法では治らない可能性が高くなっていきますので、違和感や兆候を見逃さないようにしましょう。
トラブル1:炎症によるかぶれやかゆみ
症状:ピアスホールは雑菌に感染するなどのトラブルが起きると、周囲に赤みが出たりヒスタミンという物質の影響でかゆみを感じることがあります。
完成していく時にもかゆみを感じることがあるので、毎日ホールに問題がないかチェックしておくのがおすすめです。
原因は、金属アレルギーやホールの乾燥、消毒液の使いすぎによる強い刺激が原因です。
- サージカルステンレスや純チタン製に変更。
- 流水でよく洗浄し、刺激の強い消毒液は避ける
- 皮膚科でアレルギーテストを受ける
傷と同じで患部が治り始めるときにかゆみがでてきますが、雑菌が入ってしまう可能性があるので掻かないように注意してください。
ここでかいてしまうとピアスホールを傷つけてしまい、更なる炎症や肉芽の原因になってしまいます。
トラブル2:化膿
化膿の主な症状は、ピアスホールの周囲が赤く腫れて膿が出る状態です。
酷くなると脈打つようにズキズキとした痛みを伴うこともあります。
原因は、不衛生な手で触る消毒液の過剰使用、細菌感染が主な要因です。
- 流水で1日2回優しく洗浄
- サージカルステンレスやチタン製のピアスに変更
- 症状が悪化した場合はすぐに皮膚科を受診
不衛生な指で軟膏を塗るなどもホールの周囲が不潔になる原因なので、注意しましょう。
トラブル3:しこり・肉芽
初期症状はピアスホール周辺に硬いしこりができて、大きくなると赤みを帯びて触ると痛みを感じることもあります。
主な原因は、サイズが合わないピアスによる締め付けや圧迫、しっかり安定していない期間の頻繁なピアスの付け替えです。
これはスタッフがピアスの着け外しの時にホールを傷つけてしまい、赤みのあるしこりができた時の画像です。
熱を持ち脈打つような痛みがあったので、しばらくピアスを外して過ごしました。
- 余裕のあるサイズのピアスに変更する
- 患部を触らず清潔さを保つ
- しこりが悪化する前に皮膚科を受診
トラブル4:粉瘤(アテローム)
粉瘤とは、ホール内に皮脂や老廃物が溜まり、皮膚下に袋状に溜まるというものなので、位置によっては気づくのが遅れやすい症状です。
ニキビに似ていますが放置しても完治せず、潰してしまうと悪臭を放つ粥状の分泌物が出てくるので、早めに病院を受診しましょう。
汚れが溜まり毛穴が塞がることが主な原因で、ターンオーバーが乱れやすい人に出やすい傾向があります。
- 患部を潰さない・触らない
- 皮膚科で膿を出してもらう
- 自己判断せずにすぐ病院へ!
トラブル5:長期的な黄色い汁や痛みの伴う出血
ピアスホールからの黄色い汁は、傷口のばい菌や不必要なものを浸出液が外に追い出そうとするものですが、いつまでも続くようであれば雑菌の感染が疑われます。
出血が止まらず、症状や痛みが長く続くようであれば対処が必要です。
何度も触りすぎている・ピアスを開けて早すぎるタイミングで付け替えていたり、揺れるピアスで動かした摩擦が主な原因です。
- 出血部分を流水で洗い周囲を拭き取る
- 痛みが治らない場合は皮膚科を受診
- 無理な付け替えは控えてホールを安静に保つ
毎日何かピアスホールに負担をかけていませんか?思い当たることを一つずつやめていけば解決ずるはずです。
傷が治りにくい人でケロイド(糜爛)というジュクジュクした症状が起きている場合は、無理に触らず病院を受診しましょう。
トラブル6:キャッチやモチーフの埋没
ピアスのキャッチやモチーフが皮膚に埋まってしまい、取り出せなくなることを埋没といいます。
原因はホールの腫れや、サイズが合わないピアスの使用が原因なので、枕で圧迫して寝ている間にいつの間にか埋まってしまうこともあります。
- 内径サイズに余裕があるピアスに変更する
- 外せない場合、無理に取り出さず皮膚科を受診
- 腫れている場合は生理食塩水で洗浄する※
ご自身で取り出そうとして傷口を広げてしまうと雑菌が入りやすくなってしまうので、軟膏などのお薬の処方もしてほしい方は、皮膚科の先生に取り出していただくのがおすすめです。
トラブル7:耳垂裂(じすいれつ)
ピアスホールが裂けて耳たぶが裂傷することを耳垂裂といい、寝て起きたら避けていた!という経験者の方も多い症状です。
原因は 重いピアスの長期使用や、急に強く引っ張ったこと、長期的に続いていた拒否反応が原因です。
上記はスタッフ、耳たぶが下側に向かって避けてしまい、傷口が閉じた後ははっきりキズあとが残ってしまいました。
- 症状が悪化する前にピアスを外す
- 手術が必要な場合は形成外科を受診
- 揺れる・重いピアスを避ける。軽く小さめのピアスを使用して予防する
日常生活で起こるボディピアスのトラブル
ボディピアスは耳以外の場所・顔・口・体にも開けられるので、先ほどの皮膚トラブル以外にも気を付けなければいけないことがあります。
- 洗顔の時に指を引っかける
- キャッチを飲み込む
- ピアスを噛んで歯が欠ける
- ピアスの穴がくさい・臭う
顔の表面や唾液に触れる部分はネジキャッチが少しずつ緩む可能性があるので、定期的にしっかりついているか確認しましょう。
また、舌の先端寄りに大き目のキャッチを着けている方は、食事中に噛んでしまうかもしれないので注意してください。
ピアスの臭いや洗い方についてはこちらをご覧ください↓
ピアスのトラブルを防ぐためにやってはいけないこと
ピアスのトラブルは、体質以外にも自分がついうっかりやってしまったこと、癖で習慣化していることが原因の場合があります。
- 不衛生な指で触る癖がある
- 爪でカリカリ掻く
- 消毒液や軟膏をむやみやたらに塗る
- 負担のかかるピアスを使用する
- 不規則な生活・食事をする
みなさんは膝を擦りむいて出血したあとに不衛生な手で触ったり、カリカリ掻いたり何度も不必要に消毒液をかけたりしませんよね?
それと同じで、トラブルが起きているピアスホールは清潔な状態で安静にしておくべきです。
また、睡眠不足や栄養の偏った食事もゆくゆく皮膚の再生を遅らせる要因となりますので、規則正しい清潔も心がけましょう。
まとめ:トラブルを未然に防ぐために
ピアスのトラブルは正しい知識とケアで防ぐことができます。
気になる症状がある場合は放置せず、早めに医師に相談することが大切です。
これからも素敵なピアスライフを楽しむために、ぜひ正しいアフターケアを実践しましょう!
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