ピアスが回るのを固定したい!くるくるキャッチが回転する防止方法
ボディピアスには可愛いモチーフがたくさんありますが、一日着けているといつの間にかモチーフが逆さまを向いてしまっていた!なんてお悩みも多いようです。
蝶々やリボンにハート、かわいいピアスを出来るだけ綺麗に着けるために、原因を理解することで対策を考えていきましょう。
ボディピアスのキャッチが回転する原因は?
シャフトの内径が長すぎる
キャッチとシャフトのセット商品は、最も需要が高い内径6mmのバーベルが固定サイズになっている場合が多いです。
皮膚の腫れやむくみ、洗浄のやりやすさを考慮すると総合的にとても便利な長さですが、耳たぶが薄い方はぴったり着用できずモチーフが下を向いてしまうことがあるようです。
モチーフの形と着ける位置の相性が良くない
平たく大きいデザインのモチーフを狭い場所や軟骨が複雑に隆起している位置に着けるとうまくフィットせず回転してしまいます。
例えば、蝶々のモチーフをヘリックスに着けて、耳輪に羽の角が当たって逆さまになりやすいと感じた方もいらっしゃるようです。
また、隣のピアスホールの位置と近い場合モチーフ同士がぶつかって回転することがあります。
ピアスホールが斜めに開いている
ピアスホールが斜めに開けた場合や、横から見てお耳が丸くカーブしている方は、必然的に着用したピアスが斜めを向いてしまします。
その場合も歩いたり動いたりしている間に振動で回転してしまうことがあります。
モチーフが重たすぎる×内径が長すぎる
耳たぶが薄い方が大きく重たすぎるモチーフを内径が長いシャフトで着けた場合、下向きになってしまったり回転してしまうのは仕方がないかもしれません。
ホールが伸びてしまう原因にもなるので、長期の着用は良くないかもしれません。
ボディピアスの回転防止方法
基本的にボディピアスはパンツのウエストがゆるいとベルトを足してサイズを合わせるのと同じで、自分にあったサイズに調整して使うものです。
既製品のボディピアスのパーツを替えたことが無い方は、どうやったら自分のつけたい部位に合うのか確認してみてください。
- シャフトの内径を短いバーベルに付け替える
- Oリングでモチーフを固定する
- ボディピアスの着ける位置を変える
- 後ろ側のキャッチを平たく大きなサイズに替える
シャフトの内径を短いバーベルに付け替える
6mmでもシャフトが余ってしまう場合、4mmなど短い物に交換しましょう!
ボディピアスならカスタマイズ用のシャフトが単体で購入できます♪
また凛では、シャフトのゲージが14Gのまま16Gのキャッチを着けられる「マジックシャフト」という特殊なバーベルを取り扱っております♪
Oリングでモチーフを固定する
Oリングと言われるシリコン製の小さなゴムをモチーフと皮膚の隙間に着けることで、出来るだけぴったり装着することができます♪
クリアとブラックカラーがあるので、モチーフの後ろや耳たぶの後ろ側に着けて目立ちにくい物を選べます。
ボディピアスを着ける位置を変更する※ヘリックスから耳たぶ等
ヘリックスはカーブした軟骨が隆起していて回転しやすくても、耳たぶ等周囲が広い部位だと希望の角度で装着できる場合があります。
要は、モチーフの裏面が皮膚にうまくフィットする場所であれば回転しにくいのです。
後ろ側のキャッチを大きいサイズに替える
大きすぎるキャッチやモチーフが平たく広いデザインがストレートバーベルの前側だけについていると、シーソーの片方だけが傾いている状態のようになってしまいます。
耳の後ろ側のキャッチを大きくすることで、重さを均等にすることができます。
耳たぶの後ろ側には大きめのパールキャッチや、スターキャッチが人気です♪
平たく皮膚を広い範囲で支えられるような形状だとさらに効果的です。
どうしてもピアスが回転してしまう場合は?
上下のデザインが無いピアスのモチーフを選ぶ
残念ですが、どうしても着けたい位置とデザインの相性が合わず回転が軽減できない場合。上下のデザインがないキャッチを選ぶといいですよ!
チャームがついているタイプは、重みで固定された向きをキープできるので、おすすめです。
ネジ穴がモチーフ裏面の上側にあるものを選ぶ
すべての解決策となる案ではありませんが、モチーフ裏面のネジ穴が中心よりも上側に設置されているものは回転しにくいです。
回転しやすい部位には回りにくいデザインを選べるようになるのも、ボディピアスユーザーの知識として培ったものかと思います。
こちらのバーモチーフのようにネジ山が二つあり、位置を選べるタイプもあります。
サーキュラーバーベルでカスタマイズする
上下のデザインがあるピアスをどうしても使いたい!という場合はサーキュラーバーベルなどを使って着けたい向きを固定してみましょう!
注意点は、キャッチ側とサーキュラーバーベルのネジ山の作りによって個体差が生まれるので、一番きつく締めた状態でモチーフが希望の向きを向いてくれないこともあります。(王冠が横向きになるなど)
こういう場合は通販ではなく実店舗でカスタマイズをお願いし、購入する製品のネジ山の互換性(装着可能か・相性が良いか)店員さんに確認してもらいましょう。
まとめ
ボディピアスが回転してしまう問題は「モチーフや着ける位置選び」「ディティール選び」「自分の耳の形の理解」で解決します。
一番基本的な「自分に合った内径の長さに変更する」や「後ろ側のキャッチを平たく大きなデザインに替えてみる」が有効だと思います。
ご自身で選ぶのが難しい場合は凛などピアスショップの実店舗で店員さんに相談してみてください。
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