へそピアスが排除されそう!肉芽や炎症を起こさないためのポイント
せっかく開けたへそピアス!なのに安定する前に調子が悪くなってしまった…外したり塞ぐのは嫌だな…。
そうなる前にトラブルが起きた時の対策とケアをご紹介いたします!
へそピアスの排除とは?
身体がピアスを異物と感じてピアスを体外へ押し出そうとする現象を排除と言います。
最初にへそピアスを開けた時よりも明らかにホールの位置が移動していたら、排除傾向が起きている可能性があります。
へそピアスが排除されそうになる原因
下記はいずれも悪化すると排除に繋がる恐れのあるトラブルです。
穴開けに失敗して斜めになってしまった
へそピアスを開ける時にしっかりとマーキングしなかったり、貫通させる前に針を止めてしまうと失敗やすいです。
意図せず角度が斜めになってしまうと後々着けているピアスで負担を掛けてしまうため、正確にマーキングしてからピアッシングしましょう。
服にへそピアスを引っ掛けた
へそピアスはモチーフによって服に引っ掛かかりやすく、ストッキングやパンツのベルトも引っ掛かってしまったりと思わぬところに注意が必要です。
引っ掛けると痛みを伴うだけでなく炎症・膿みや皮膚の腫れを起こしたり、ひどい場合は裂けたことをきっかけに排除が起きることもあります。
今は綺麗なホールをキープしているモデルのみちょぱさんですが、開けた後は衣類による痛みがあったそうです。
“私は開けたときの痛さよりは、その後の、スボンのボタンやチャックの部分に引っ掛かるのが痛くて……。
(ボタンやチャックが)へそより下にある服しか、着れなかった記憶がある」
開けた後、「1ヶ月弱ぐらいは痛かった」とみちょぱは回想。だが、今は全く痛くないとのことで……。
「安定したら、もう全然。今なんて、触っても伸ばしたりしても、全然痛くないぐらいだから。”
入らなくなったピアスを無理に入れようとした
セカンドピアスに付け替える際にうまく入れ替えできずにシャフトの先端で傷をつけてしまい炎症や腫れを起こしてしまうのもよくあります。
下から入らない場合上から試すとスムーズに入ることもあるので焦らないようにしましょう。
ピアスが埋没した・取れなくなった
知らない間にキャッチが埋没してしまい、外そうとしても取れなくなっていることがあります。
シャフトが短すぎるものを使用すると、皮膚とキャッチの間に余裕がなくなりますしおへそを圧迫しすぎるのもよくありません。
肉芽ができた
肉芽(にくげ)というピアスホールにできるしこり(デキモノ)は、ピアスを引っ掛けたり重たすぎるピアスを使用して負担をかけたことが原因で発生します。
肉芽は時間が経つにつれて大きくなっていき放置して治ることはありませんので、早めのケアが必要です!
雑菌が入って化膿した
ピアスホールの周囲を不潔にしたりトラブルが起きているのに放置してしまうと、雑菌が入り化膿する恐れがあります。
場合によっては消毒や抗生物質の摂取が必要なこともありますので、迅速にお医者様に診てもらいましょう。
へそピアスはどのくらい浅くなったら外すべき?
開けた当初よりもシャフトの見える面積が広く感じるほど排除がすすめば、いずれ皮がちぎれてピアスが外れてしまいます。
皮膚の上からへそピアスを触ってみてシャフトの感触がはっきり指に伝わる、または表皮から金属への距離が近いと感じたら早めに外しましょう。
明確な時期を明記することはできませんが、基本10mmシャフトを着けていたのに6~8mmでもあまりであれば、外すことを検討しても良いかと思います。
へそピアス(ナベル)を外しました。排除が進んでしまってあともう薄皮1枚…というところだったので裂ける前にお別れしました
今年の3/28にあけてから8ヶ月、頑張ってケアしてきたけど炎症でぐずぐずすることが多くて、シャフトを2回交換したけどどんどん浅くなるばかりでついに安定しませんでした😢 pic.twitter.com/suNjSViWsn— Sekirei☘️ (@AoiSekirei_) November 21, 2021
へそピアスのトラブルは病院の何科を受診するべき?
皮膚科、耳鼻科、形成外科、美容クリニック等の対応可能な病院を受診しましょう。
トラブルが起こった場合は、清潔にして早めに治療を受けることをおすすめします。
へそピアスでトラブルを起こさないために
穴開けには細心の注意を払う
開け方が耳とは違い少々難しいといわれているへそピアス、細心の注意を払って開ける必要があります。
ナベルは上下まっすぐに開ける
一般的にみなさんが良く見かけるおへそに縦に開ける開け方をナベルといい、一番失敗する確率が少ないへそピアスの開け方といわれています。
セルフピアッシングで初めて開ける場合は、ナベルをオススメします。
角度は上下のゆがみがなく、浅すぎて排除されることのないように深さのあるホールを開けましょう。
カーブしたピアスを使う
お腹にフィットするカーブのあるピアスを使用することで、痛みや炎症、ピアスによる刺激でできてしまう肉芽を防ぎやすくなります。
太さやサイズが合っていないものを無理に入れるのもよくありませんので、必ずバナナやカーブドバーベルという種類でシャフトの長さが10mm程度の余裕のあるサイズのボディピアスを着用しましょう。



間隔を広めにとり、深く開ける
へそピアスは開けた後ホールが安定するまでの間に少なからず排除が起こり、開けた当初の位置よりも端の方へ移動する可能性があります。
浅く短いへそピアスは排除されやすくなり、余った軸が引っかかって斜めに傾いてしまう原因になります。
ファーストピアスの長さは余裕のあるサイズにする
おへそに対しシャフトが短いと、ピアスホールを圧迫すると刺激になったりキャッチが皮膚に埋まる原因になります。
また短すぎるとしっかり消毒しにくくなり、長すぎるとひっかけやすく肉芽ができてしまうことがあります。
専用のへそピアスはシャフト部分が約10mmの物が多く、それより深く開けていたり腫れてサイズが合わない場合はワンサイズ大きい内径を選びましょう。
※シリコンチューブで休ませる場合はコチラの記事をご覧ください↓

金属アレルギー対応のピアスを使う
へそピアスを開けてしばらくホールが完成するまでの間、金属素材が傷口に直接ついている状態になります。
今まで金属アレルギーのなかった方も、アレルギーが引き起こされてしまう可能性がありますので、汗や金属アレルギーに強いとされるチタン製かサージカルステンレス製ピアスを使うようにしましょう。



バナナバーベル型の強化ガラスピアスなら非金属なのでトラブルを起こしているへそピアスにも着けられます。

安定するまでホールに触らない
へそピアスはホールが安定するまでに、おおよそ半年以上かかるといわれています。
へそピアストラブルの中には安定するまでにファーストピアスを外したりセカンドピアスに付け替えようとした際に誤ってホールを傷つけた、ということもあるようです。
ファーストピアスはホールが安定するまで抜いてはいけません。
おへそは服に引っ掛かったり当たる場合があるので、あまり安定しないということも聞かれます。なるべく触らないように注意しながらホールを安定させましょう。
- 引っ掛からないように気をつける
- 安定するまでは温泉や海、プールなどは厳禁
- ピアッシングしてから、1週間ほどはシャワーのみで入浴はしない
- ピアッシングから1週間ほどは、蒸れやすい服装は避ける
ピアスやホールを乱暴に扱わない
ピアスを着け変える時にできた傷から細菌感染してしまうことがあります。
傷をつけないよう注意しながらつけ外しし、ピアスを清潔に保つことで感染を防ぐことも重要です。
また化膿した状態で無理にピアスを入れたり、ピアスを洗浄した時の泡すすぎ残しがホールに残ったりしているのもトラブルの原因となります。
自分に合ったピアスをする
自分のおへそに合ったサイズのピアスを選ぶのはもちろん、ピアスの形状や種類も自分の生活やファッションに合ったものを選びましょう。


まとめ
へそピアスのトラブルを避けるには、開ける前のピアスの選び方・開けた後の過ごし方も重要でしたね!
へそピアスのメリットデメリットの両方を理解して、楽しいボディピアスライフを送ってください♪
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