天然石・パワーストーンのボディピアスにはどんな効果があるの?おすすめは?
パワーストーンとは、スピリチュアルな力が宿っているとされる石(天然石・鉱物)のことです。
ダイヤモンドなど採掘された鉱石を天然石、パワーストーンはその中でも人の肉体や潜在意識に働きかけ影響をもたらす力のある石のことです。
パワーストーンは身に着けることにより幸運を引き寄せ治癒(ヒーリング)や災厄を防ぐ御守りの力を得るとされ、アクセサリーに加工して身に着けられるようになりました。
いわばパワーストーンとは人が身に着けることによりパワーと人との繋がりになってくれるもの、効果を得るためには石の力を信じ自分の素直な感情と自分に合ったものを知ることが必要です。
今回は神秘的な力を秘めた石のアクセサリーの意味や種類、効果についてお伝えしていきます。
天然石やパワーストーンのピアスを身に着けるとどんな効果がある?
ピアスは脳に近いため周囲の必要な情報入ってきやすくして頭の中の思考を整理することに効果があるといわれています。
スポーツ選手などに昔はアクセサリーを身に着けていなかった人が急にピアスを着け始めたりすることがありますよね?
それは感覚にも大きく影響するため、スピリチュアル面でアドバイスを受けたという場合も多いようです。
ピアスは仕事や学業でインスピレーション・直観力・判断力・集中力を高めたい人が石を身に着けるのにおすすめのアクセサリーです。
また、恋愛や強さをアップする効果の石を身に着ければ女性らしさをアピールすることもできます。
ピアスにおすすめなパワーストーン
石にもそれぞれ違った力や意味があり、身に着ける人との相性があります。
自分に合っていないものを身に着けてもパワーの効果を感じることが出来なかったり、返って強い力を受けて疲れてしまうこともあるそうです。
自身が必要としている、または合った力の石に出会えると直感が働き自然と惹かれるといいます。
また、パワーストーンを身に着けた後に苦しいと感じることが起きたなら、それは魂を磨き幸運に近づくための試練だそうです。
下記でいくつかピアスとして着けると効果を期待できる石のいわれや効果をご紹介いたします。
鮮やかな青が特徴の「ラピスラズリ」
ラピスラズリ(lapis lazuli)という名前はラテン語の石を意味する「ラピス」と採掘地の地名・ペルシア語の紺碧色を意味する「ラジュワード」を合わせた造語です。
和名の「瑠璃」といえば仏教では“幸運を運ぶ力”がある七宝の一つに数えられ、極楽浄土の宮殿を彩る宝石としてよく描かれています。
色は深い青色から藍色で黄鉄鉱の粒子を含んでいる混合鉱物で、浮かんだ模様が夜空のようだと称されることもあります。
古代エジプトでは生命を生み出す水の青や夜空(天界・冥界)を表すとし、壁画や王墓に棺装飾品にも石そのものや濃い青(エジプシャン・ブルー)の塗装が施すほど重要視されています。
つまり、永遠に巡る生命を表すラピスラズリ(青)には、外部からの邪気・内側の邪念を祓い直観力を研ぎ澄ませ正しい道へ導いてくれる力があるのです。
最近物事が良い方向に転じない、今の状態から抜け出し新しい人生の扉を開きたい、視界をクリアにして正しい道に導いてほしい、という思いがある人はラピスラズリに惹かれるかもしれません。
人生に変化をもたらし直観力を研ぎ澄ませたい人はラピスラズリのピアスを身に着け、新しい人生の一歩を踏み出してみてください。
宝石の女王「ルビー」
ルビー(Ruby)はかつては権力やカリスマの象徴とされ「宝石の女王」と呼ばれる鮮やかで情熱的な色を持つ石です。
和名は「紅玉」で、ダイヤモンドやサファイアと並び「五大宝石」に数えられています。
ルビーは産地や母石により含まれる不純物が異なるため色の深さで価値が大きく変動し、価値の高いものは「ピジョン ブラッド(ハトの血)」と表されたこともあります。
ルビーは硬度が高く、割れにくいことからカリスマ性根源的な生命エネルギーを高め、恋愛力や女性がアクティブに生きていく力を得るとされています。
古代ローマでは、ルビーには軍神マルスが宿ると信じられ困難に打ち勝つ「勝利の石」として戦士たちが戦場に用いたそうです。
耳元にプラスして女性らしさを引き立たせ、仕事や恋愛で積極的でキラキラ輝く女性になりたい!という人はルビーがおすすめです。
様々な色合いの「フローライト」
フローライト(Fluorite)の起源はラテン語で“溶けて流れる”という意味の「fluere」からつけられていて、光や熱を加えると発光することから和名は「蛍石」といいます。
ラテン語の名の通り、滞っていた気の流れを良くしたり崩れた心と体のエネルギーバランスを整える浄化の力があるとされています。
気の流れを良くするというのはとても大切で、苛立ったり抑圧された感情が溜まった状態では悪い気(邪念)に邪魔され良い思考も生まれません。
近年ビジネスの世界では各有名企業が研修プログラムに瞑想やリラクゼーションを導入するほど、瞑想によるビジネス力の向上として注目されています。
フローライトはカラーバリエーションが豊富で、透明・紫・ピンク・緑・青・黄色などの色彩があり中には何色か層状に色が交じっているものもあります。
カラーが豊富なように、希望と無邪気な好奇心を与える・集中力を高める・理路整然とした思考・頭の疲れをとる・記憶力を高める、など様々な効果があるようです。
学業や仕事の処理能力を上げ・芸術的な思考を得たいという人は脳に近い耳に着けることで思考や精神状態を良い方向に導いてくれるかもしれません。
大きなパワーを持つ「モリオン」
モリオン(Morion)の和名は「黒水晶」といい、見た目はオニキスと似ていますがこちらはほとんどクォーツ(石英)の一種・黒い水晶です。
モリオンは最強の魔除け・厄除けの力があり、数あるパワーストーンの中でも最も強い浄化能力を持っているとされる石です。
中国の風水学では「降魔鎮邪の石(こうまちんじゃのいし)」と呼び降りかかった魔を避け鎮めるとし古くから魔除けのお守りとされてきました。
幸運を良き寄せるというよりも身に起きた災厄や縁起の良くないことを避けてくれる“邪気払い”の効果が高いようです。
最近よくないことが続いている人、落ち込んだ負のエネルギーを改善に向かわせたい!という人に合うといわれています。
また、他人からのマイナスエネルギーの影響を受けやすい人も身に着けておくと楽になるそうです。
ちなみに、パールの語源にはラテン語で洋ナシを意味する「ピルら(pelra)」や二枚貝の「ペルナ(perna)」からつけられたとする説があり、和名はみなさん聞き慣れている「真珠」です。
「月の涙」や「涙の象徴」ともいわれ、昔から美しさの象徴とされてきました。
パールには「純潔・無垢・円満・健康・長寿」などの様々な意味があり、人に贈ったり身に着けることには愛情や敬意の現れになるといえるでしょう。
下記でパールピアスについてご紹介しておりますので合わせてご覧ください。
ピアス以外にも意味がある?
アクセサリーにはそもそも身に着けることで心のバランスを整えてくれる効果があるそうです。
そして体には気の流れやツボが存在するため、着ける部位に狙った効果の石を着けることは有効なのです。
下記ではピアス以外の部位の効果をご紹介します。
パワーストーンの場所による効果や正しい付け方はこちらの記事で詳しく解説されています。あわせてご覧ください!
パワーストーンのブレスレット
天然石やパワーストーンのアクセサリーといえばまず初めにブレスレットを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
腕・手首・掌にはすべての気の入り口があるとされ、パワーを受け取りマイナスの気を開放するのに適しているといいます。
お釈迦様や多くの仏様の手は左掌が天、右掌は正面に向けられているように、あれは左手で受けた天のエネルギーを受け右手で放出しているからだそうです。
左手は自身の中の整理やインプット・感覚を司るため、オーラをみるセラピストの方などはメンタル面の観点から左手につけることをオススメされることが多いようです。
ただし、左利きの人が左手につけると違和感や少し邪魔に感じてしまうかもしれませんよね。
違和感は良い影響の邪魔になってしまいますので基本的にはこっちの腕に着けたい!と感覚的に思った方でよいそうです。
パワーストーンのネックレス
ネックレスは首周りにつけるアクセサリーを指し、首の静脈の近くになる為“血液”に関する効果の石をつけると効果があるようです。
エネルギーとしては精神面に強く影響するのでそういった効果のある石を着けることがおすすめです。
ただし、着けっぱなしにしているとかえって体に元々あった能力を怠けさせる恐れがあるため自分の体調に合わせて着け外ししたほうがよさそうです。
たまに元気を貰うサプリメントとといった使い方をするのがよいでしょう。
パワーストーンのペンダント
ペンダントはネックレスと作用する領域が異なり、感情や・愛情といったハートの部分に直接的にエネルギーの影響を与えてくれます。
愛情が豊かになるものや感情表現・コミュニケーション能力の向上に向いているものや、癒しを与えてくれる石を身に着けることをオススメします。
また、不安になったりイライラしたり情緒が不安定な時は落ち着けせてくれる鎮静の効果がある石を身に着けるとよいでしょう。
パワーストーンの指輪(リング)
リングは石の力をダイレクトに体に伝えてくれるためエネルギーの発信・受信に適しています。
指によっても効果は様々で、下記のようにそれぞれの目的に合った石を身に着けることで相乗効果を得られるといわれています。
下記ではエネルギーが入ってくるといわれている左手の例をご紹介します。
- 親指…カリスマ性や自己成長を促す石
- 人差し指…決断力や目標に向かう能力を高める石
- 中指…インスピレーション・直観力やひらめきを与えてくれる石
- 薬指…愛や絆を誓う石
- 小指…様々な願い事や夢・恋愛を実現するためのサポートをしてくれる石
色によって変わる!?パワーストーンの意味とは?
色には元々持っている意味や力があり、古くから人々は自然が生み出した色の恩恵を受けてきました。
カラーを取り入れることはその人に不足しているエネルギーを補ってくれるという大切な意味があります。
占星術や数秘術などでもラッキーカラーというものが存在し、自分にあった色を探すことが出来ます。
下記では代表的な色のもたらす効果と代表的な天然石やパワーストーンをご紹介いたします。
ピンク
愛・健康・やすらぎ・慈愛・母性・幸福感を表し、やさしさや思いやりの心を高めてくれる効果がある。
安らぎや癒しを与えてくれる半面、自己犠牲や弱さを表すこともあるようです。
インカローズ・ピンクオパール・オーズクウォーツ・ピンクトルマリン・ピンクダイヤモンド等。
レッド
情熱的なエネルギーを持つものが多く、炎・恋愛力・行動力・忍耐力を高めてくれる効果がある。
積極性など躍動的でポジティブな面に影響がある反動として自身の怒りの感情や・興奮・攻撃性を刺激する場合もあります。
ルビー・ガーネット・レッドタイガーアイ・レッドジャスパー・レッドスピネル・レッドガーネット等。
イエロー
光に最も近い色で希望・やる気・明朗・上昇志向・躍動感などエネルギーを活性化する前向きなものを表し、富や黄金・感受性を豊かにする効果がある。
一方で自己中心的な子供っぽさや無責任さを表すことも…。
ゴールデンタイガーアイ・シトリン・イエローサファイア・リビアングラス・イエローフローライト他。
グリーン
平和の象徴で調和・若々しさ・癒し・才能開花などを表し、プラス思考イメージの黄色に正反対の青が足されておりバランスのとれた色といえます。
心と体のバランスを保ち安心感や癒しを得る効果がある反面、バランスを取りすぎて八方美人や優柔不断さを表すこともあるようです。
エメラルド・マラカイト・アマゾンナイト・グリーンオニキス・グリーンメノウ・ペリドット等。
ブルー
落ち着いた色で知性・静寂・真理を表し、鎮静や浄化・インスピレーションを刺激して美的センスをアップする効果があります。
過去のトラウマやつらい出来事を落ち着いて見直せる反面、落ち込みや悲しみを助長してしまう働きがあるかもしれません。
アクアマリン・ターコイズ・ラピスラズリ・ソーダライト・ブルートパーズ等。
パープル
昔から紫は高貴な色とされ、調和・慈愛など高い精神性を表す色で、精神的な成長を促し直観力やインスピレーションを高めてくれる効果があります。
その反面、高すぎるプライドや非現実性などがあげられます。
アメジスト・タンザナイト・クンツァイト・パープルフローライト・マリアライト等。
ホワイト
白は全ての色を跳ね返す色で、純粋・無垢・清浄さを表し、最も高い浄化の効果
をもっています。
反面として高潔すぎる故の拒絶・完璧主義などがあります。
真珠・ムーンストーン・オパール・水晶・白瑪瑙・ホワイトオニキス等。
ブラック
神秘・魔除け・抑制・確立・再構築を表し、迷いを断ち切り惑わず生命力や自信を高める効果があります。
白がすべての色を跳ね返すのとは逆に黒はすべての色を吸収する特性があります。
ポジティブなことかたネガティブなことまですべて超えた先でだけ身に着けられる強靭な精神も存在するのです。
黒水晶・オニキス・スピネル・ヘマタイト・黒翡翠・ブラックオパール等。
下記では誕生石やピアスのカラーコーディネートについてご紹介しております!
まとめ
たくさんご紹介しましたが、みなさんが気になる石はありましたか?
石選びに迷った時はこの色が好き!と感じたものを選ぶのも直観が働いているのでよいそうです。
ただし、合っていないものや強すぎる力の石に惹かれないように気持ちや体調が落ち着いている日に選びましょう。
みなさんの新しい一歩を踏み出す良いきっかけに出会えますように。