ファーストピアスの外し方や最短期間はいつまで?透明ピアスについて
「ピアスを外したいのになかなか安定しないのはどうして?」
「ファーストピアスの外し方がわからない!」
など、 初心者の方にもわかりやすくピアスホールができる仕組みや、耳たぶのファーストピアスの開け方・選び方など参考になる情報を紹介していきます!
ファーストピアスとは?
ファーストピアスとは、穴を開けてから安定するまでの期間つけっぱなしにしておくピアスのことです。
・トラブル防止のため必ず金属アレルギーに強い素材を選ぶこと
・耳たぶだと安定するまで最短でも4~6週間外さないこと
・毎日清潔にし、不要に触ったり引っかけたりしないこと
・つけっぱなし期間内に着脱をしないこと
.
軟骨部の場合は耳たぶよりも穴がの完成に時間がかかるため、数か月つけっぱなしにする必要があります。

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ピアスの穴が出来る仕組みとは?
ピアスを開けると穴の中に薄皮が作られていきますが、その間ファーストピアスをつけっぱなしにして、穴の内部の肉とポストの間に皮膚が出来るのを待つ必要があります。
ホール内の治癒したばかりの皮膚は傷つきやすいため、この期間内にピアスの付け外しを行ってしまうと、ホールの完成に余計時間がかかったりトラブルの元となってしまいます。
耳たぶにファーストピアスを開けるのは痛い?
ピアスを開ける痛みは「感じ方の個人差」「開ける位置」「開ける器具」によって違いが出ます。
「耳たぶに開ける痛みが少しでも気になる」「ファッションピアスを中心に着ける予定」の方は18Gで開けると少し痛みが緩和されるかもしれませんよ。
ピアスを開ける痛みは耳たぶの厚みによって違う?
ピアスは開けたいけど耳たぶが厚くて痛みが不安…なんて声を聞くこともありますが、耳たぶの厚みに関係なく痛みは人それぞれ個人差があります。
下記の条件によって違いがあるようです。
★開ける人の痛みの感じ方
★その日の体調や開ける環境(病院、自宅)
★開ける器具の違い(ピアッサー、ニードル、ピアスガン)
★開ける人のテクニック
★開ける部位やその人の皮膚の固さなど
ファーストピアスは開ける前に冷やすと痛くない?
開ける前に保冷剤などで冷やしておくと一瞬感覚がマヒして少々痛みを感じにくくなるかもしれません。
しかし、開けた後冷やすのをやめると温まった血流が一気に流れ、かえって脈打った痛みを感じることがあります。
言ってしまえば開ける痛みは一瞬ですので、先に冷やすよりも冷やすなら開けた後の方がよいかもしれません。
また、冷やすと皮膚が固くなりきれいなホールが開けにくいといった意見もあるようです。
ピアスホールを開ける時の道具は?
ピアッサー
ピアッサーとはピアスを開ける専用器具で、一般的なものはスライダーを押し込んで穴を開けます。
ほとんどのピアッサーにはファーストピアスが内蔵されており、ピアッシングと同時にファーストピアスがセットされる仕組みになっています。
ピアッサーを使うメリットは、内蔵されているファーストピアスが金属アレルギー対応の素材であることや、済み清潔に開けられるという点です。
ニードル
ニードルとは、先端が鋭く中が空洞になっている針状の穴あけ専用器具です。
ニードルを使うメリットは、ピアッサーで開けた場合に比べてきれいなピアスホールに仕上がることと、ホールの完成が早いこと、角度の調整がしやすいことです。
デメリットとしては角度の調整は初心者には難しく知識やテクニックが必要で、ピアッサーに比べ別途用意するものが多いことです。
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初めてファーストピアスを開ける方法
自分でピアスを開ける場合
ピアッサーやニードルを使って自身で開けるメリットは、自身のタイミングでピアッシングが出来、病院などを利用するのに比べて費用も抑えることができる点です。
デメリットは慣れていないと角度や位置の失敗が多く、後々炎症などのトラブルが起きやすいことです。
セルフでピアッシングは全て自己責任となりますので、開ける器具の特性をしっかり理解した上で使用しましょう。

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病院でピアスを開ける場合
病院ですと、皮膚科・耳鼻科・美容外科などで開けてもらえます。
病院なら清潔な環境で金属アレルギー対応のピアスを使って開けてもらえるので、トラブルが心配な方におすすめです!
事前に予約する際に自分の開けたい部位・費用・麻酔の可否、施術に慣れた病院かなどの条件を確認しておきましょう。
ピアススタジオでピアスを開ける場合
ピアススタジオなら、知識豊富な方に耳の軟骨の特殊な部位も開けてもらえます。
基本的にニードルで開けてもらえるので比較的綺麗なホールに仕上がりますが、許可申請を行わずに営業していたり店舗もあるので、事前に情報をよく調べる必要がある点です。
※自己責任で利用してください。
ファーストピアスの選び方やポイント
ピアッサーで開ける人は購入する際に、内蔵されているファーストピアスの素材をチェックして購入してください。
・素材 : サージカルステンレスかチタン製
・ゲージサイズ : 耳たぶなら18Gか16G
・シャフトの長さ : 内径が開ける部位に適したものか
.
ボディピアスから選ぶ人は、ピアッサーに内蔵されたファーストピアスのように出来るだけシンプルなストレートバーベル、ゲージサイズ、素材がサージカルステンレス製等であることを確認してください。

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ファーストピアスのゲージ・内径は?
耳たぶ用ピアッサーに内蔵されているファーストピアスは、「太さ16G(1.2mm程度)シャフトの長さ8mm」が一般的です。
最近はファッションピアス程の細さの18Gの種類もありますが、太いゲージの方が安定しやすいと言われています。
次に、ニードルでピアッシング予定の方は14G(1.5mm程度)で開けることも出来ます。
【耳たぶに開ける予定の方の選び方】
★針が細いため安定しにくくはなるが、少しでも痛みが気になる場合→18G
★安定しやすくボディピアスも着けられるサイズが良い方は→16G
ボディピアスとファッションピアスの違い
雑貨屋さんやジュエリーショップなどに売られているピアスが一般的に言うファッションピアスです。
・軸が22G~18Gの細いタイプのピアス
・ポスト、フック、フープタイプなど、モチーフの自由度も高い
・金属アレルギー対応出ない素材も多い
・素材や形状からサビに弱く長時間つけっぱなしには出来ない
.
ファッションピアスはデザインが豊富な反面錆びやすい素材であったり、肌の弱い人は着けられない素材である場合があります。
また、海やお風呂に入る時、寝る時は必ず外すことを想定された作りです。
★金属アレルギー対応の素材が多い
★キャッチを無くしにくい
★つけっぱなしで寝られる
★サビに強くお風呂プールOK(素材要確認)
★汚れが落としやすくお手入れ簡単
.
比べて、ボディピアス(軟骨ピアス)の多くはキャッチを無くしづらいネジ式で、引っかかりが少ないためつけっぱなしで寝ることが出来ます♪
ボディピアスの多くが金属アレルギーや錆びに強いとされる「チタン」や「サージカルステンレス」素材で作られていて、サイズも豊富です。

ファーストピアスの素材・樹脂製透明ピアスを使ってもいい?
結論から述べますと、樹脂製の透明ピアスを使うのはオススメしません。
樹脂(アクリル)は細かなキズに雑菌が繁殖しやすいため完全に除菌できません。
また、モチーフ面積が小さいく内径(軸の長さ)が足りず、腫れた時埋まる可能性があります。
ガラス製透明ピアスならファーストピアスに使ってもいい?
強化ガラス製透明ピアスなら金属アレルギーが心配な方でも使用できます!
ただし、ガラス製のボディピアスのキャッチはシリコン製なので、引っかけたり汗やシャワーの水分で緩む可能性が高く、起床時やお風呂に入る前に外れそうになっていないか確認しなければいけないデメリットもあります。
出来ればピアッサー内のキャッチが固いピアスかネジ式で外れにくいピアスを使用していただきたいのですが、最初から職場で目立たないようにしたいなど事情がある場合は利用を考えてみてください。
イヤーロブ(耳たぶ)のピアスを開ける位置は?
耳たぶの中央~少し下の側に開けるのが1番人気のある位置です。
あまり端の位置に開けてしまうと、大きめや重たいモチーフをつけた際にホールが伸びたり裂けてしまう可能性もあるので、耳の縁より5mm程度内側に開けるようにしましょう。
上記のスタンダードな位置ではつまらない、他の人と差をつけたい!…なんて方には耳たぶの上部のピアス(アッパーロブ)がオススメです。
ファーストピアスを開けた後のケア方法は?
ピアスを開けてからのケア方法・消毒のやり方などはこちらの記事で詳しく紹介しております♪
ファーストピアスを開けた後のトラブル対処方
ピアスホールがかゆくなってきた場合
チタンって書いてあったから買ったはずのピアスが謀反を起こしてかゆいし膿んでる…なぜ?チタンもだめだっけ?
何が一番だめって金アレ検査したのにニッケルで腫れあがったこと以外なにも覚えてないってことよね。— ゆずき (@yuzuizm_M) October 15, 2020
ピアスを開けた後ピアスホールやホールの周りの皮膚が痒みが出た場合、金属アレルギーの可能性があります。
金属アレルギー反応が出ると、金属に触れている皮膚やその周りの皮膚に赤み・腫れ・痒みを引き起こし、やがて炎症に繋がります。
もし金属アレルギーかな?と思った場合は、アレルギーの出にくい材質のピアスに付け替えて下さい。
それでも良くならない場合は、早めにお医者さんに診てもらいましょう!
・金属アレルギーを起こしやすいと金属・・・「ニッケル」「クロム」「コバルト」
・アレルギー反応が出にくい金属・・・「チタン」「サージカルステンレス」「金」「プラチナ」
もう一つの可能性として考えられるのがピアスホールが治癒する過程での痒みです。
治りかけの傷にかゆみを感じることがあるように、ピアスホールを開けてから2週間~3週間程度の間にもかゆみが発生することがあります。
痒いからといって皮膚をかいてしまうとピアスホールの安定が遅くなる事もあるので、周りを冷やすなどしてなるべく触らないように心がけましょう。
ピアスホール周辺が腫れてきたり膿が出てきた場合
ピアスホールを開けると長くて1週間程度腫れることがありますが、それ以降も腫れが続いたり化膿した場合は、雑菌が入り炎症を起こしている可能性があります!
炎症が長引くのは、「誤ったアフターケアを続けた」「ピアスが気になりよく手で触っていた」など不潔にしていたことが原因なので、正しいアフターケアの知識を身につけましょう。
膿とは別にピアスホールの周りに黄色いかさぶたのようなものができる事がありますが、これは傷を再生しようと浸出液が固まったものなので無理にはがさないようにしましょう!
ピアスホールから血が出てきた場合
稀に髪がファーストピアスに絡まったり、服やタオルなどを引っ掛けてしまいピアスホールから血が出ることがあります。
その際はシャワーで洗ったあと清潔な綿棒などで拭き取り、避けたりしていないか確認しましょう。
出血がおさまらない、傷口が裂けてしまった!という場合はピアスを外す、または一度お医者さんに診てもらう事をお勧めします。
ファーストピアスはいつ外す?最短期間はいつまで?
耳たぶの場合、開けてからホールが安定するまでに最短で4~6週間、完成するまでにはさらに約2~3ヶ月程度かかると言われています。
早めに外したり付け替えたりすると、ホールに傷がつき調子が悪くなってしまうことがあります!
トラブルなくピアスホールを育てるためにも、焦らず早い人でも最低1~2カ月は着けっぱなしにすることをオススメします。
ピアスホールの安定したか判断するポイントは?
セカンドピアスにに付け替える前には下記の項目をクリアできているかしっかりと確認しましょう!
- ホールや周囲の皮膚を触っても痛みが無い
- 分泌液(汁)や出血・トラブルが数週間~一か月以上出ていない
- ピアスが引っ掛かり無くスルスルと動かせる
- ホールの周りの皮膚がホールに向かって凹んでいる
これはあくまでも目安で、ピアスを開けてから1ヶ程度経過したら誰もがファーストピアスを外していいという確約の期間ではありません!
早くセカンドピアスに付け替えたい気持ちはわかりますが、早めに外すのはおすすめできないので、焦らず最低でも1~2カ月は様子を見ることをオススメ致します。
ファーストピアスのキャッチが固い!外し方のコツ
ファーストピアスのキャッチは固いため、外す時はトップ(飾りがある方)をしっかり持って固定し、シャフトがブレないようにバックピン(キャッチ)をゆっくり引き抜きましょう。
無理に引っ張るとせっかく完成した穴を傷つけてしまう恐れがありますので、慎重に外してくださいね。
ファーストピアスが固くて取れない!という場合はこちらの記事も参考にしてみてください↓
ファーストピアスまとめ
ピアス入門編とも言える「耳たぶ」の基本知識をマスターして、是非楽しいピアスライフを送っりましょう!
ファーストピアスの次、セカンドピアスについて詳しくご紹介していますよ♪
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