埋め込むボディピアス・マイクロダーマルとは?痛みや開け方は?
ボディピアスヘビーユーザーなら知っているマイクロダーマル、みなさんはご存知でしょうか?
開けるのが難しい!?マイクロダーマルの特徴や開けるメリット・デメリットについてご紹介していきます。
マイクロダーマルピアスとは?
一般的なボディピアスは目的の皮膚の部位をニードルなどで貫通させボディピアスを通して装着しますが、マイクロダーマルは表皮に埋め込む開け方になります。
マイクロダーマルのヘッドとアンカーとは?
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ジュエリー部分の『ヘッド』と土台部分の『アンカー・プレート』に分かれており、マイクロダーマル用のジュエリーを使えばヘッドのデザインを交換することも可能です。
アンカーの素材はサージカルステンレスやチタン製が主皮膚への負担も一般のピアスよりも少なく、タトゥーとの組み合わせも楽むことが出来ます♪
マイクロダーマルの名称について
マイクロダーマルは「マイクロダーマル・インプラント」がの正式名称となっており、英語表記“micro(非常に小さい)”“dermal(皮膚の)”が由来となっております。
名称の通りジュエリー部分は比較的小さいタイプが多いのでワンポイントでもさりげないお洒落を楽しむことが出来るのもポイントです。
マイクロダーマルピアスの部位について
マイクロダーマルピアスは皮膚に埋め込むため、身体の様々な部位の皮膚に埋め込む事が出来ます。
代表的な部位は、マディソン、ヴァンパイア、スパイナル、チーク、ビンディ、リスト、ネイプなどです。
首や胸・腕・背中は、浅く表皮をすくうように開けるサーフェイスピアッシングよりもマイクロダーマルピアスの方が長期間排除されずに楽しむことができるといわれています。※個人差有り。
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マイクロダーマルピアスは皮膚の中に専用のアンカーやプレート(土台)を埋め込む形でジュエリー部分を装着する新しいタイプのボディピアスです。
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マイクロダーマルピアスは痛みはあるの?
アンカー部分は皮膚下のサーフェイスピアッシングよりも深い部分にメスで切開して埋め込む必要があるため、麻酔無しのセルフピアッシングでは痛みが強いでしょう。
皮膚の治癒に時間がかかるので安定するまで優しく取り扱うようにしましょう。
マイクロダーマルピアスはどこで開ける?病院?自分で?
マイクロダーマルピアスは皮膚をメスで切ってプレートを埋め込むことが必須となるため、皮膚を貫通させて開ける一般的なピアスよりも難易度が高いと言われております。
また専門的な知識や手際も重要となってくるため、自分で開けるのはおすすめできません!
セルフピアッシングを行った経験者の方のツイートなどを見る限り、アンカー部分をスライドさせて皮膚の下の潜り込ませる必要があるため表面を広く切る必要があるなど、リスクの高い開け方をしている人がいるようです。
取り扱いのあるクリニックの先生にリスクやケアの指導を受け、納得した上で開けることをおすすめします。
“マイクロダーマルは、麻酔をして皮膚を少し切開し、ピアスの片側(プレート状になっています)を皮膚の中に埋め込むので、ヘッドの部分だけポツンと見えるピアスになります。傷の部分はしばらくテープ保護をします。ただし、ピアスは受注発注(5,500円~)となりますのでご希望の方は、事前にご連絡をお願い致します。”
手のマイクロダーマル、フィルムシート貼る前に。
カッコよかろう?#繋がらなくていいから僕のピアスを見てくれ pic.twitter.com/h1CLdKYbVL— 橋本六久 11/24-11/29個展@東京 (@fascinator6) April 5, 2019
マイクロダーマルピアスのアフターケア
アフターケアは普通のボディーピアスと同様、ぬるま湯位の温度のシャワーをかけて薬用石鹸で優しく洗浄したり、ホットソーク等でケアしましょう。
また部位によっては引っ掛けると痛みが生じたり、排除の原因となりかねないため、優しく丁寧に扱うようにしましょう。
マイクロダーマルちゃん、最近滲出液多めだったけど、ちゃんと育ってきてる🥺嬉❁*.
スーパロングヘアやめて、黒髪ストレートの鎖骨までになった pic.twitter.com/Xy1CZKmrXg
— ∧きわにゃる☂️∧ (@Myt_KIWA) March 28, 2020
マイクロダーマルピアスを開けるメリット・デメリット
特殊なボディピアスにはメリットとデメリットがあります。
メリット
★開けている人・着用している人が少ない特殊なピアスを着けられる
★体質に合い・安定すればサーフェイスピアッシングに比べて多少は引っ掛けにくい
★ヒップ(腰)、ネイプ(首の後ろ)、クリベッチ(谷間)など並べて開けると映える珍しい部位にも合う
★部位によっては通常のピアッシングよりもマイクロダーマルの方が安定して長持ちする人も居る
タイトル
★マイクロダーマル用のアンカーやトップなど特殊なボディピアスを取り扱っているショップが少ない
★体質に合わず感染症などのリスクの発生率が高い
★何かトラブルが起きた時個人で対応できない場合もある
★すぐ取り外せないことでMRIやCTなど医療機関で支障が出ることもある
★医療脱毛などの処置が受けられない場合がある
マイクロダーマルピアスは海外から取り寄せて使用される場合も多いため、万が一マイクロダーマルのヘッド部分を紛失してしまったら、サイズやネジ山の合う同じ種類のヘッド部分をすぐに入手することが困難な場合もあります。
最近美容外科などで簡単に受けることができるようになった医療脱毛ですが、受ける前に事前にチェック項目の確認があります。
その中には「体内に金属がないか」と処置を断る場合がある項目にも記載があり、該当する場合は施術が受けられないことがあります。
また、緊急的に医療機関に運ばれるようなことがあった場合、際あなたが説明しない限り治療してくださる方に貴金属が埋め込まれていることがわからないかもしれません。
体質にもよるけど、私はボディピアス半年せず排除されるけどマイクロダーマル1年持ったと思う デメリットは好きなときに取り出せない&排除時の見た目がちょっとエグい
— ゲルジ (@BLzip) July 16, 2018
マイクロダーマルは排除されやすい?
体内に金属を埋め込んでいるわけですから、いくらアレルギーに強い素材を選んでいてもいずれ調子が悪くなったり、外す必要が出てきます。
また、体質によってはかなり早い段階で排除が始まり、外さなくてはいけない人も出てくるでしょう。
マイクロダーマルが安定して保つかは部位や個人差があるため一概にはどのくらいと言えないようです。
そういえば首のマイクロダーマル2連は排除されました。
2年は持ってくれたから有難うご苦労さま、なのです。
でも寂しいな… pic.twitter.com/oEAGPrhFqh— モヨコ☾ (@kirainanod) April 19, 2020
目の下の十字架いつまでもってくれるんかな
最近ちょっとヤバくなってきた気がする
土台の鉄板部分が半分ぐらい見えるとターミネーターみたいに見えてちょっとだけ面白いちなみに十字架だけで9000円ぐらいでした
だってホワイトゴールドだもの#マイクロダーマル pic.twitter.com/7Qfspkr7H6— peach_Ryu (@peach_vo_ryu) May 27, 2019
まとめ
埋め込み式のボディピアスはリスクを十分に理解して開ける必要があります。
興味のある方はピアス自体の扱いやリスク、もしトラブルが起きた時どこでどのように対応してもらうべきなのかなどを十分調べた上で楽しんでください。