軟骨ピアスの内径の長さとは?シャフトの測り方とオススメサイズ
ボディピアスは、着ける位置によって適切な長さに替える必要があります。
今後軟骨ピアスを購入する際に重要になってくる「内径」の測り方や耳の部位ごとにオススメの形状をご紹介致します!
ボディピアスの内径とはどこのサイズ?
ストレートバーベルやバナナバーベルはボールとボールを直線で結んだ、シャフト(バーベル)部分の長さが内径となります。
また、ラブレットはボールからフラット面までの長さが内径です。
キャプティブビーズリング(CBR)やサーキュラーバーベル、スパイラルバーベルなどシャフトがリング状のボディピアスは、リング径の一番長い部分が内径となります。
内径が耳の厚みぴったりのものをファーストピアスとして選んでしまうと、ホールが腫れた時にピアスがホールを圧迫してしまいます。
ファーストピアスは耳の厚みより少しゆとりがあって長すぎない「皮膚の厚み+2mm程度」を選ぶようにしましょう。
市販のストレートバーベルはどうして内径6mmが多いの?
お耳の厚みで需要が多いのは6mmで、市販のストレートバーベル製品には6mmのシャフトが付属していることが多いようです。
お洋服でいうとフリーサイズ表記(ワンサイズの場合)やMサイズが6mmとするなら、4mmがSサイズで8mmがLサイズといったイメージでしょうか。
厚みが薄めさん向けに3.5~4mmという短いカスタマイズシャフトも存在しますが、ネイルが長い方や狭い場所の着け外しはしにくく感じる方もいらっしゃいます。
リングピアスはストレートバーベルと同じ内径サイズでいい?
リングピアスの6mmはかなり小さめで例えるならSサイズ!着け外しの使いやすさや汎用性で選ぶなら8mmがおすすめです。
耳の縁よりも内側気味に穴を開けた人だと着けられない場合がありますし、カーブのかかったスパイラルバーベルも6mmの装着時に痛みを感じる場合があります。
軟骨ピアスのシャフトの長さやベストのサイズは?
ボディピアスを購入して、シャフトの長さが合っていなかった!…そんな経験はありませんか?
耳たぶの厚さや装着部位によって適したサイズが変わってきます。サイズ感を確認してから購入すると失敗が減りますよ♪
イヤーロブ/耳たぶの内径サイズ
おすすめピアス:ストレートバーベル
厚さが薄め~普通:6mm
厚さが普通~厚め:8mm
厚さが厚め:10mm
ファーストピアスに人気のサイズは8mmのシャフトです。
既に安定しているピアスホールに装着する場合やぴったりサイズで着けたい方は6mmのシャフト、腫れる可能性のあるピアスホールに装着する場合やゆとりをもって着けたい方は8mmのシャフトがオススメです。
6mmでも余る方は4mmシャフトをお試しください。
トラガスの内径サイズ
おすすめピアス:ラブレットスタッド
厚さが薄め~普通:6mm
厚さが普通~厚め:8mm
厚さが厚め:10mm
ファーストピアスのオススメの内径は8mm~で、トラガスの厚みがある方はもう少し長めのシャフト(10mm~)を使用しましょう。
安定して腫れが引きトラガス部分の厚みが薄ければ6mmも着けられるようになります。
ちなみに上記画像のスタッフは二人ともファーストピアスを開けた時腫れていたため8mmで余裕がありませんでした。
ヘリックスとトラガスの基礎知識(ピアスの開け方やアフターケア)などはこちらを参考にしてください♪
ヘリックスの内径サイズ
おすすめピアス:ストレートバーベル
厚さが薄め~普通:6mm
厚さが普通~厚め:8mm
厚さが厚め:10mm
ヘリックスは軟骨ピアスの中でもひっかかりが多く腫れやすい部位なので注意が必要です。
ファーストピアスや腫れる可能性がある場合はゆとりをもった長さのシャフトを使用しましょう。
アンテナヘリックスの内径サイズ
おすすめピアス:ストレートバーベル
厚みが薄め~普通:6mm
厚みが普通:8mm
厚みが厚め:10mm
ひっかかりやすい部位なのでファーストピアスはストレートバーベルがオススメです。
ピアスホールが完成したらCBRやサーキュラーバーベルを着けるのもおしゃれですよ。
アウターコンクの内径サイズ
おすすめピアス:ストレートバーベル
厚さが薄め:6mm
厚さが普通~厚:8mm
アウターコンクは場所によっては厚みがないため6mmのピアスも着けることが可能です。
ファーストピアスは腫れることも考慮してゆとりのある長さ(8mm~)を選びましょう。
インナーコンクの内径サイズ
おすすめピアス:ストレートバーベル
厚さが薄め~普通:6~8mm
厚さが普通~厚め:8~10mm
インナーコンクも場所によって厚みが異なる為、注意が必要です。
ファーストピアスはゆとりのある長さ(8mm~10mm)を選びましょう。
長さが足りるか心配な方は、まずは10mmなど長めのものを選び、徐々に8mm、6mmと短いサイズを試して自分に合ったサイズを見つけるのがおすすめです。
アンチトラガスの内径サイズ
おすすめのピアス:バナナバーベル・ストレートバーベル
厚みが薄いめ~普通:8mm
厚みが普通~厚め:8~10mm
アンチトラガスは開ける角度によって必要な長さが変わってきます。
ファーストピアスのシャフトの長さは開ける場所の厚み+5mm程度をオススメします。
上記の画像の様にスパイラルバーベルを着けてみたい場合、安定してセカンドピアスに替えられるにようになってからにしましょう!
ロック/ルークの内径サイズ
おすすめピアス:バナナバーベル・CBR・ワンタッチセグメントリング
軟骨が薄い・下の隙間が狭め:8mm
軟骨が厚め・下の隙間が広め:8~10mm
ロック/ルークはしっかり深い位置に開けられたか・下側の軟骨の隙間が広いかでバナナバーベルの着けやすさがかわります。
短い6mmシャフトはキャッチの着けはずしが難しいため、ファーストピアスは少し長めの8~10mmで・ボールキャッチは4mmにしましょう。
ファーストピアスには安定しやすいバナナバーベルを使用し、着脱が苦手な方はセカンドピアスのタイミングでワンタッチセグメントリングに変えるのがおすすめです。
ダイスの内径サイズ
おすすめのピアス:キャプティブビーズリング(CBR)、ワンタッチリング
耳輪の太さが普通~薄め:8mm
耳輪の太さ普通~厚め:10mm
キャプティブビーズリング(CBR)だとピアスを主張する事が出来ますよ。
また、狭い部位なのでワンタッチリングなどキャッチのないタイプが簡単に着けることが出来るのでおすすめです。
インダストリアルピアスの内径サイズ
おすすめピアス:ストレートバーベル(ロングバーベル)
おすすめのシャフトの長さ:30mm~
インダストリアルピアスは開ける位置や角度によって長さが違ってくる為、二つのピアスホールの距離を測ってから購入すると安心です。
安定しにくい部位でもあるので、最低でも開ける距離+3mmは余裕を持たせるようにしましょう。
舌ピアス・センタータンのシャフトの長さのおすすめは?
センタータン・タンリムは徐々に長さを短く
最も有名な中心に開ける舌ピアス・センタータンや舌のサイドに開けるタンリムは、開けてしばらくは大きく腫れやすいです。
そのため最初はかなり長めのファーストピアスから徐々に短くしていくことになり、耳などの内径より大きく変化します。
ファーストピアスは18~20mm程度を使用し、安定していくにつれ16mm、14mmと下げていきます。
おすすめのピアス:ストレートバーベル
部位の耳輪の太さが普通~薄い方:10mm~12mm
部位の耳輪の太さ普通~厚い方:14mm~16mm
ホリゾンタルタンは歯茎を傷つけない長さに!
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おすすめのピアス:ロングバーベル(インダストリアルバーベル)、バナナバーベル(スネークアイの場合)
部位(舌)の幅が狭い・先端~中間:20mm~30mm
部位(舌)の幅が広い・中間~奥:30mm~45mm
ホリゾンタルタン等の口内・舌ピアスはバーベルの長さが余りすぎると歯列の中に舌がしまえない!歯茎に当たって痛い!なんて事態になってしまった人もいるようです。
サイズ選びは舌を出して測った時と、念のため歯列(歯茎)の内側の大きさも確認した方がよさそうです。
人により・開けた位置でサイズが全く変わりますので、ピアススタジオや開けてくれた病院などで相談しておきましょう。
※舌の先尖のスネークアイやタンリムを繋げて開けている人はバナナバーベルも使用可能な場合あり。
私が開ける時シャフトの長さに困ったのでいつか悩ん出る人がこれを見るように
ファーストピアス:シャフト40mm
超余る。歯の内側に入らないから物が噛めない。歯磨きしづらい。
病院で開けましたが、何だかんだ開ける時はこれくらいがジャストなのかも— みうら (@cal1my_) March 27, 2020
鼻ピアス用リングピアスの長さは?
鼻ピアスには日本でもよく見かける小鼻に開けるノストリルと鼻の中心に開ける牛のピアスのようなセプタムがあります。
鼻ピアスにリングピアスを付けた内径比較の画像はこちらでご紹介しております。
ナサラングやオースティンバーなど鼻筋に開ける難易度の高いピアスもありますが、それらは開ける際に専門的な施設で測ってもらう方がよいでしょう。
軟骨ピアスの内径まとめ
適切な内径のファーストピアスを選ぶことがピアスホールの安定までの期間に大きく影響します。
自分で正しい長さがわからない場合は、ボディピアス専門店の店頭スタッフさんなどに相談するとよいですよ◎